転職

IT企業でホワイトな会社の見極め方。あなたの調査と感覚も重要。

プロジェクトは常に遅れるか問題発生している・・・

 

コーディングしても手戻り発生で無駄作業多すぎる・・・

 

みんなキャパオーバーだから定例会議とか深夜開催で、しかも残業代は出ない・・・

 

 

IT企業でエンジニアの仕事しているとこんなことありますよね?

 

正直、よく耳にするんじゃないでしょうか?ITはブラック企業のイメージが強いですからね。

 

だけど、そうじゃないIT企業もありますよ。

 

私が今働いているIT企業でも上記のような事態は起こっていますが、実は、プロジェクトによって違います。

 

上記のような問題だらけ長時間残業だらけのプロジェクトもあれば、ほぼ残業無しで問題なく遂行しているものもあります。

 

その違いを見れば、どういう点を見極めればホワイト企業かが、わかります。

 

今の会社がブラックなら抜け出して、ホワイト企業の見極めポイントを活用して、ホワイトなIT企業に行きましょう!

 

ホワイトなIT企業を見極める方法

プロジェクトマネジメントが出来る人材が多数居る事

面接の際でもいいですし、エージェントに情報を取ってきてもらうでもいいですがプロジェクトマネジメントが出来る人材が全体の何割くらいいるのか聞いてみましょう。

 

具体的には、PMP(注)という国際認定資格を持っている人材がどのくらい居るのか(割合がベター)聞いてみましょう。

 

[注]PMPとは、Project Management Professionalの略称で、プロジェクトマネジメントに関する国際資格です。持っていると名刺にも記載できる立派な資格です。

 

エンジニアの数に対して、PMPを持っている人が多ければ、色々問題は発生しにくいと思って良いです。

 

それだけ、プロジェクトマネジメントが出来、経験も豊富な人が居る為、プロジェクトが円滑に進むと言えます。

 

例えば前述した以下のような問題、

  • プロジェクトで頻繁に問題が起こる
  • 手戻り(やり直し)が多い
  • 長時間残業が多い
  • みんな余裕が無くて、会議が深夜になる

 

に対して、これらの共通している要因は、「プロジェクトマネジメントがしっかりと出来ていない」ということです。

 

プロジェクトマネジメントの仕事をもとに上記問題において、出来ていないことを当てはめてみると、

 

  • プロジェクトで頻繁に問題が起こる→進捗、状況、問題が把握できていない。特に問題を把握出来ていても遅かったリ、打開策や解決策を打ち出せていない
  • 手戻り(やり直し)が多い→一度決めた要件を簡単にひっくり返されている。つまり、顧客との信頼やコミュニケーションが出来ていない。また、やり直しに伴う追加費用の請求が出来ていない(営業との連携)
  • 長時間残業が多い→プロジェクトメンバーの管理や負荷状況を把握できていない。スキルに合った仕事を割り振れていない
  • みんな余裕が無くて、会議が深夜になる→上に同じ。

 

という感じです。

 

全部、プロジェクトマネジメントがしっかり出来ていれば、これらの問題は殆ど発生しないのです。仮に発生したとしても最低限の影響で食い止める等が出来るのです。

 

つまり、プロジェクトマネジメントがしっかりできる人材が居る会社は、長時間残業や深夜残業等のブラックな状態になりにくいと言えます。

 

実は、IT企業においては、PMPを持っていなくてもプロジェクトマネジメントは問題無くできます。

 

が、それゆえに、それ相応のスキルを持っていないのに、プロジェクトマネジメントの役割を担っている人が多いです。

 

正確には、やらされている、という可能性もあります。それなりの年数を経験してきて、そろそろプロジェクトマネジメントを行う頃だろうというあいまいな理由からです。

 

PMP保有の割合は、見極めポイントの一つと言えます。

 

社内の風通しや上司部下の関係は本当に良好なのか

求人サイトやエージェントからの求人情報には、風通しが良いとか個人の意思を尊重とか、ボトムアップとか色々ありますが、本当にそうなのか?というところを突き詰めましょう。

 

何なら、ダブルチェックではないですが、ある転職エージェントから得た情報を別の転職エージェントに見せてみて、どういう反応を示すかと見てみるのもありです。

 

表向きはみんな良い事ばっかり書きますからね。

 

もし風通しが良くなかったり、上司部下の関係が悪いと、ブラックまっしぐらです。

 

そのとばっちりが確実に来ますし、時には顧客の事を無視して、つまりお金をもらっているのに、全く仕事をしないとか、嘘のような本当の事が起こりえます。

 

 

実際、私が担当したプロジェクトでもそうなりました。

 

責任者とプロジェクト担当のソリが合わず仲が悪くなり、責任者が一切その仕事をしないと宣言し、全く関わろうとしませんでした。

 

責任者はその働きをせず、本当に何もしませんでした。決裁すら行わないという状態でした。

 

そのため、決裁なしで進めざるを得ないのですが、それをやると激高して詰めよってきました。

 

私は業を煮やして上層部に訴えかけ、その責に者を更迭させました。顧客と契約してお金もらっているのにガキのようなことをしていたので。

 

実際に風通しが悪かったリ上司部下の関係が悪いと、こんなことになりえるんです。

上記は嘘のような本当の話です。

 

そのため、転職エージェントの情報は徹底的に突き詰めましょう。エージェントがあなたを鬱陶しいと思っているようなら担当を変えてもらってください。

 

転職という大きなイベントですから真剣に考えているのに、突き詰められるような情報を持ってくるエージェントが悪いです。

 

社内の風通しや上下関係はそのまま仕事に影響するので、重要なチェックポイントです。

 

面接官の服装や表情から、「疲れている感」を感じないか

これは企業と言うよりも、企業の中でも特に採用される予定の部署、といった方が正しい内容です。

 

面接に進むと、人事だけではなく、実際に採用する部署の役職者(例えば課長以上)も面接官として同席します。

 

特に、部署の役職者の服装や表情、ヘアスタイル等に注目しましょう。具体的には、

 

  • 服装:クタクタの服やシワシワの服ではないか?サイズ感はフィットしているか?
  • 表情:疲れた感が無いか?目の下にクマがあったり、無表情だったりしないか?
  • 髪型:くしゃくしゃだったり、整っていなかったりしないか?白髪は多くないか?

 

といった点に着目しましょう。

 

服装や髪型を意識できていなかったり、表情が乏しい場合は、業務多忙でかなり疲れていると言えます。

 

つまり、余裕が無い状態で仕事をしているので、前に書いたような、担当するプロジェクトがトラブル起こしたりするなどしている可能性が高いです。

 

服装や髪型が乱れているのは、それだけ自分の見た目を意識する余裕さえないのです。

 

また、それに伴って疲労の色が表情に出る為、疲れている印象を受けたり、表情が乏しい事があります。精神的にも大変だからです。

 

実際、私の会社でも、プロジェクトの遅れや問題の多い部署は、役職者の服装・髪型ともに乱れています。

 

また、表情も乏しいというか、心から笑っていないなって感じます。何より仕事に余裕が無い気がしますね。

 

反対に、遅れや問題の少ない部署の役職者は、服装も髪型もビシっとしていて、洗練されています。表情も豊かで、きさくに話かけれる感じです。

 

面接の際に会える部署の役職者は、あなたを採用したいと考えている部署の役職者なので、その人の見た目や表情に着目しましょう。

 

上記のようなマイナスの印象を受けたら、その会社は辞めた方がいいです。

 

会社自体がホワイトだとしても、その部署はブラックな可能性があります。

 

入社後の社内異動はなかなか難しいですから、気を付けておきましょう。

 

まとめ

IT企業に勤めていて、今の会社や部署がブラックなら辞めた方がいいですが、転職先でも同じことにならないようにしましょう。

 

そのためには、ホワイト企業であること、あるいはホワイトな部署であることを見極める必要があります。

 

入ってみないと分からないという事が多いですが、転職活動の過程で、ある程度見極められるポイントがあります。

 

それが、

  • プロジェクトマネジメントが出来る人材が多く居る事
  • 社内の風通しや、上司部下の関係が良好かどうか
  • 面接官の中にいる採用予定の部署長の見た目の印象がどうか

という3点です。

 

転職エージェントをフルに活用したり、実際に面接で質問してみたり、面接時に観察するなどして情報収集しましょう。

 

噂やネットの書き込みや口コミ、会社の評判や上場企業かどうか等だけで判断しない方が良いです。

 

あなた自身が調べ、感じ取った情報を信じた方が良いです。

 

ホワイトなIT企業に転職できるように、情報の電波を張りましょう。

 

そうすれば、楽に楽しく仕事が出来る会社に転職出来ます!