相談したことや愚痴ったことが、次の日には誰かに知られている。
〇〇さん(男)と△△さん(女)が一緒に飲みに行った、という話題で盛り上がっている。
こういう口の軽い人が多い職場、ありますよね。
自分のこともどこかで情報をキャッチして広められているんじゃないかと不安になり、そうなると居心地悪いですよね。
口が軽いヤツは、いくつか特徴があります
その特徴を知っておけば、無駄な事を言わずに済むので、あなたの変な噂や、失言等を広められずに済みます。
ここでは、そんな口の軽いヤツの特徴をご紹介します。
社内であまり知られてない情報を知っていてそれを言いふらしている
どこから入手したんだ?と思う程、社内の色々な情報に詳しいヤツっていますよね。しかもうそういう人は、色んな所に言いふらしています。
私は同じ部署にそういった人が居て、基本、仕事以外付き合わないようにしてます。
具体的には、
- 〇〇部の□□は上司に叱責されたことを社内の相談窓口にパワハラとして訴えた
- 社内の機密情報が漏れた原因は△△がメールを間違えて送信したから
- ■■がクビになったのは、パワハラで訴えられて週刊誌にまで話をもちこまれそうになったから
など、嘘のような本当の情報網を持っていて、それを自慢げに話しています。
あなたの会社でも、パワハラやセクハラの相談窓口は、基本的に機密が守られますよね?ですがこうしてどこからか情報が漏れ、それをキャッチして、広めるヤツが居ます。
漏らすのも悪いですが、広めるのも悪いですよね。
だから、このように、社内のマル秘情報を知っていて周りに話す人は口がめちゃくちゃ軽いので、うかつに何かしゃべってしまうとすぐに拡散させられます。
仕事の悩みや上司の愚痴等はこの人の前では絶対言わないようにしましょう。
他人をバカにする
人を馬鹿にしてそれを肴に酒を飲んだり、ランチタイムに「なぁ、アイツ、〇〇らしいぞ。バカだよな」などと話すヤツは絶対信用してはいけません。
以前、海外出張に行った時に、私の部下が、朝からジムで体を動かしていたのを見たことがありました。
私も朝ジムはよくやるので、何も気にしませんでしたが、帰国後に他の出張メンバーとランチをしていると、
「なあXX(私のこと)、見た?〇〇さん、朝からホテルのジムで筋トレしてランニングしてたたぜ。しかも鬼の形相で。マジウケた」
この発言以降、私はコイツとは仕事に関する事以外は口を利かない事にしました。
仕事以外、いつ何をしようと別に構わないし、むしろスキマ時間を有効活用しているにもかかわらずそれをバカにするのは、人としてダメですね。
このように、人が一生懸命、あるいは意思を持って取り組んでいることをバカにするやつは、信頼性ゼロです。仕事以外は口を利かないようにしましょう。
得意先の事件的な情報を周囲にしゃべっている
得意先や取引先で起きた事件(といっても犯罪ではなく仕事上のミス等)を周囲に喋っている人は、信用出来ません。
得意先は、会社の売上を支え、さらにあなたを含めた社員の給料は、得意先から支払われる対価に含まれてます。
そのような大事な相手のミスをあちこちに喋るのは、良くありません。
実際に私が耳にしたのは、
- 〇〇会社で、極秘情報をメールで誤送信したらしい
- □□会社のA部長とB課長は滅茶苦茶仲が悪い
- △△会社のC本部長は人望が無さ過ぎて左遷される
などなど、得意先の重要情報ばかりでした。
それを世間話のように話してしまうヤツは、仕事の相談はおろか、プライベートなことも話さない方が良いです。
〇〇さんどう思う?等と人の評価を聞いてくる
仕事はチームで行いますが、一緒に仕事をしている同じ部署のメンバーやプロジェクトメンバー等に対し
- 〇〇さんってどうなの?仕事出来るの?
- 〇〇さんのこと、どう思う?
などと、あなたが〇〇さんのことをどう思っているのか、どう感じているのかを聞き出そうとしてきます。そういう人に対してはあなたの考えは言ってはいけません。
もしあなたが「〇〇さん、あまり周り見えない時がありますね」なんて答えてしまうとその日のうちに拡散されてしまいます。
あなたを含め他人をどう思っているのかを聞いてくる人は、そういった仲の良い悪い人間関係を把握したいと同時に、そのことを話したい口の軽い人です。
誰かのせいにすることが多い
明らかに自分に非があるのに、誰かのせいにして非から逃れようとするヤツは信用ならず口も軽いです。
口が軽いと色んな事を周囲にばらまきますが、その情報は基本的に又聞きです。そのため、ばらまくときに必ず情報源も併せて言う事が多いです。
それにより、「自分は情報の元ではないため正確な情報かどうか責任は持たない」という事を暗に言っているのです。
これは意識して言っている訳ではないです。そのため普段から誰かのせいにすることが当たり前になっているのです。
実際私も仕事をしていて、私のせいにされることが多々ありました。
- メールしたのに「メールなんて読まないから面と向かって行ってくれないとわからない」と、読んでない責任をおしつけられた
- スケジュールを入れたのに「来てと言われてないから行かない」と言われ、来ない責任をおしつけられた
- 電話で承認したのに「メールでエビデンス残ってないから承認したかどうかわからない」と言われて、承認できなかった責任をおしつけられた
これを私に言った人は、全員、口が軽いです。
口を開けば誰かの噂話、失敗話、仲の良い悪い、誰と誰が○○した、などなど、聞いててうんざりします。
自分の非を認めず他人のせいにする傾向がある人は口が軽いので見極めポイントのひとつです。
口を開けば不満や愚痴ばかり
酒の席だけでなく、ランチや普段の仕事中でも不満や愚痴ばかり言っている人は口が軽いです。
不満や愚痴を言うのは、それを聞いてほしいからという心理に加え、何故それがあるのか、ということまで聞いて欲しいという心理が勝手に働きます。
そうなると、不満や愚痴というよりは、その背景にある上司や得意先、他の部署の人との間にあった出来事や理由を聞いて欲しいのです。
聞いて欲しい=言いたいということです。
不満や愚痴はたまには吐き出さないと辛いですが、しょっちゅう愚痴っていると単に言いたいだけなんじゃないかと思ってしまいませんか?
まさにその通りです。
実際に不満や愚痴が多い人は、噂やゴシップについて、聞いた途端に広めていきます。
しかも、最初の話より盛った形で、面白おかしくアレンジしたりします。
そして、噂やゴシップを知っていること、話していることに陶酔します。
飲み会の席で悩みや愚痴を聞こうとする(特に先輩等の年上社員)
定時時間内ではなく、飲み会で「悩みはないか」「仕事はどうか」と聞いてくるヤツ、中でも、「相談に乗ってやるから来い」的なスタンスで誘ってくる、あなたより年上のヤツは要注意です。
私は以前中途採用で入社した会社で、入社数ヶ月経った時に、ある先輩含め複数で飲んでいて、その時に相談にのってもらったことがあります。
ある上司と上手くいってないことを相談したのですが、特段アドバイスはもらえなかったうえに、その上司に対して私が愚痴っていたことをリークしていました。
その後は、ここでは省略しますが、まあその上司とは修羅場でした。
一見、兄貴分的な人なのですが、裏を返してみれば口がめちゃくちゃ軽いただの年上社員だったんです。
俺が色々相談にのってやるよ、とりあえず飲みに行こう!の誘いをしてくるヤツは要注意です。
酒の席での話題がゴシップネタばかり
飲み会での話題や、盛り上がる話が、基本的にゴシップネタばかりなヤツは、口が軽いです。
飲み会は、たわいもない話をしたり、仕事や将来について語ったり、あるいは普段なかなか話し出来ない上司や同僚と会話するいい機会です。
しかし、話す内容がゴシップネタや社員の噂話、プライベートな話等、ゴシップばかり話をしているヤツは、それしか話題が提供できない、それが面白いと思っているので、ネタを集めてはみんなの前で話すことを繰り返しています。
こういう人は残念なことに自覚症状がありません。
噂話やゴシップは多くの人が興味を持ってしまうので、知っていたり話したりすると優越感を感じるため、また情報集めに奔走しては、みんなの前で話すと言う行為を繰り返します。
結果、口が軽いヤツになってしまいます。
飲み会が嫌いで行かない人も、忘年会や歓迎会などで、年に1~2回くらいは参加することがあると思いますので、その時に、確認してみましょう。
もちろん普段の飲み会でもいいです。
周りが口の軽いヤツばっかりだった!!という時は・・・
思い切って、人間関係をリセット出来る転職を考えた方が良い
よくよく周りを見てみたら、口が軽いヤツの特徴に当てはまる人ばかり・・・
そうなると、気軽に雑談もできなくなりますし、時には言いたくな不満や愚痴も言えなくなってしまいます。
常に周囲を気にしないといけませんし、あなた自身の発言も気にしなければなりませんから、相当神経をすり減らす毎日を過ごすことになります。
そんなところで毎日8時間以上、何年も働くとなると、気が遠くなりますし気分もブルーですよね。
ですが、会社はそんなところばかりではありません。
会社は、上場企業だけで2000社以上あります。全部そんなダメダメな人ばかりの会社ではありません。
「でもそんな中で、今の人間関係の悩みが無くなる会社なんてどうやったら見つかるのか。。。」
そう思う人は、一度JAICに登録して、エージェントに相談して応募してみると、その意味がよくわかってもらえると思います。
JAICは、通常の転職支援だけでなく、転職先として紹介してもらえる会社の内情について、応募前や内定前等に教えてもらえます。
エージェントが独自に情報収集をしていることと、実際にJAICで転職した人にインタビューして内情を把握しているからです。
特に人間関係に悩んでいるあなたにとっては、もし転職するにしても、事前に内情、特に人間関係の内情を知れるのは、重要ですよね。
もちろん、登録や相談したからと言って必ず転職しないといけない、と言う事はありません。
登録も利用も一切無料ですから、お金の心配も要りません。
上司や人事への相談はおすすめしません
おそらく、上司や人事も、口の軽い体質の可能性が高く、あなたの相談内容や、相談に来たことを簡単にリークしてしまう可能性があります。
そうなると、匿名と言っている相談窓口からも簡単に情報が漏れてしまうので、もはや匿名でも何でもありません。
実際に私の会社でも、状況は違いますが、パワハラの相談をした人の情報が漏れていました。パワハラ被害者は誰なのか、誰からどんなパワハラを受けたのか、まで漏れてました。
こんなんじゃ全く信用できないですよね。
口の軽いヤツばかりだと、会社の文化に根付いてしまって、それが当たり前のようになっていることさえあります。
そのため、今の状況では、あまり社内の人事への相談はおすすめしません。
さいごに
口の軽いヤツを相手にするのはとても神経を使います。
そのため、事前に特徴を把握しておけば、余計な事を言わないように予防線をひけます。
あるいはそもそもその特徴に合ったヤツには近づかない、話さないようにするなどしておけば、問題ありません。
特徴としては、
- 社内であまり知られていない情報を知っていてそれを言いふらしている
- 他人をバカにする
- 得意先の事件的な情報を周囲の人にしゃべっている
- 〇〇さんどう思う?等と人の評価を聞いてくる
- 誰かのせいにすることが多い
- 口を開けば不満や愚痴ばかり
- 飲み会の席で悩みや愚痴を聞こうとする
- 酒の席での話題がゴシップネタばかり
という8つのポイントがあり、これらに当てはまると口が軽い可能性が高いです。
普段の行動から、チェックしておきましょう。
ただ、もし今の人間関係が辛いなら、相談ではなく転職をお勧めします。相談相手の上司や人事も口が軽くてあなたが相談に来たことを簡単にリークする可能性があるからです。
もし辛くて耐えられないようであれば、転職を視野に入れ、JAICに登録しておきましょう。
周囲を意識してギスギスして息苦しい会社から脱出して、過ごしやすい会社で落ち着いた気持ちで仕事に取組めるようにしましょう。