働き方

パワハラ上司への仕返し決定版[結論:すぐに休職する事]

上司からパワハラを受けていて精神的にとてもツライ・・・。でも腹立たしいから仕返ししてやりたい。何かいい方法は無いだろうか。

 

こうした、辛い状況でありイライラしているあなたへの仕返し方法をご紹介します。

 

パワハラは本当にツライのですぐにでも抜け出したい反面、加害者をギャフンと言わせた位という気持ちもあるのは、私もパワハラ被害者なので、よくわかりますよ。

 

この記事では、パワハラ上司へのリベンジ方法の決定版をを書いています。

 

「え?」「ちょっと納得できないかもなあ」と思う内容かもですが、私の経験に基づくもので、しっかり理由とかも書いてますので、参考にしてもらえればと思います。

 

パワハラから逃れて気持ちの良い社会人ライフを取り戻しましょう。

 

パワハラ上司への仕返しは「診断書出して」休職です

パワハラ上司への仕返しで、ベストなのは、あなたが急に診断書出して休職することです。

 

上司がめちゃ大変になる

突然休職すると、あなたの担当の仕事のうち、あなたしか分からないことがあるはずですから、当然仕事は回らなくなり、上司はかなり困ります。

 

そして、それをカバーしなくてはならないのは、上司とメンバーでありますが、そうしたトラブルの責任は上司です。

 

仕事面もそうですが、休職の手続きですとか、代わりの人は誰か居るのかとか、更にはあなたの仕事をどうやって分担するのか?など、上司は大変なことになります。

 

上司の評価は下がりますね。

 

ざまあみやがれって感じじゃないですか?

 

仮に、上司があなたに何か聞こうとか、あるいは何やってんだ!みたいに怒ろうとしても、あなたは既に休職状態ですから、何もできません。

 

オラついて携帯に電話かけてきたりするかもしれませんが、完全無視でOKです。

 

診断書は、医師が「仕事を休みなさい」というものですから、それに反して仕事をさせることは、上司のみならず会社としても出来ません。

 

診断書ってそれくらい効力があるものです。

 

一撃で休めます。明日から、とか言うのでも全然できます。

 

上司を咎めるとか弱点握って追い詰めるとか、色々良く聞くと思いますが、こうした権利の行使を突然行う事が、一番効きます。

 

 

診断書は医師に依頼すれば作成してくれる

ちなみにですが、診断書は、医師に言えば作成してくれます。

 

パワハラの場合はメンタルクリニックで依頼すれば、それっぽい病状とかを書いてくれますよ。

 

パワハラを受けていて、いつも仕事が嫌で精神的に辛くて耐えれないですっていうような、辛い症状を話せば、書いてくれます。

 

ウソはついてはいけませんが、パワハラ受けていて、何も感じませんってのは無いと思いますし、辛くないっていうのは無いと思いますからね。

 

メンタルクリニックとか精神科っていうと、うつ病の人が行くところみたいなイメージありますが、うつ病以外にもメンタルの症状はたくさんありますから、今の精神面のツライ状態とか、肉体的にもツライ状態があれば言いましょう。

 

そしてその診断書を会社の人事とかに出せば、すぐに休みましょう、ってなります。

 

私も過去に何度かメンタルクリニックに行ったことがありますが、失礼ながら、待合に居る患者さんは、ハッキリって見た目普通です。

 

「この人がメンタルの病気なの?」って思うほどです。

 

あなたが思う心の病の人とは全く違うので、安心してメンタルクリニック行ってみてください。

 

 

 

休職は大きな問題ではないですよ

休職って、社会人として終わりとかキャリア終わりとかネガティブなイメージしかないように感じますが、全然問題無いです。

お金の問題も気にしなくてOK[給付金あり]

休職すると、給料がどうなるのかっていう不安もあると思いますが、満額ではなくとも大半はもらえるので、気にしなくてOKです。

 

正確に言えば、会社によっては休職中も給料を払ってくれる制度が整っているところもあります。

 

あるいは、給料の何割かをもらえる制度になっていたりします。

 

これらはあなたが実際に会社の制度を調べてもいいですが、人事に診断書出した時点でその制度が適用されますから、いくらくらいもらえるのか、聞いておきましょう。

 

ただ、会社によっては、一切支給されないところもあります。そもそも休職中の給料の制度が整備されていないとかですね。

 

そうした場合、給料がゼロになる懸念がありますが、その場合も安心してもらって大丈夫です。

 

病気やケガ等で仕事が出来ない場合に給付される給付金があります。

 

必要事項を記入して、書類を添付して申請すれば、給料の7割弱がもらえます。

 

こちらの全国健康保険協会のホームページに詳細ありますので、参考にどうぞ。

 

上限がありますので、注意です。月給が多ければ多いほど支給額が増えるということはなく、頭打ちになります。

 

 

 

キャリアや経歴への影響は殆どない

休職すると、それを履歴書に書かないといけないとか、あるいはキャリアに影響するなど色々懸念があると思いますが、それも心配しなくてOKです。

 

仮に履歴書に書かければいけないとしても、別に何で休職したのかとかは、言う必要も無ければ書く必要もありません。

 

完全に個人情報ですからね。

 

例えば転職活動でそこを根掘り葉掘り聞いてくる会社はやめた方が良いですね。

 

また、休職してもキャリアへの影響は大きくなく、むしろ、休職しないで耐えて耐えて壊れたときの方が、もっと長期間休職しなくてはならないので、そっちの方がダメージあります。

 

なお、休職して復帰となると、やはりどうしても、出世に関しては遅れたり(正確には「遅れさせられる」ですが)、あまりできないというケースが多いです。

 

特にメンタル系の診断書出す場合はそれが顕著です。

 

しかし、他の会社でしたら、上記の通り、履歴書や経歴書に書いても、メンタル系かどうかまでわかりませんから、転職前提で考えておけば、キャリアの面では問題ありません。

 

 

被害者であっても逃げるが勝ち

パワハラを受けている被害者であっても、逃げるが勝ちです。

 

つまり、なんで被害者なのに休職とかで逃げたり、損するみたいなことをしなくてはならないんだって思うかもしれませんが、それでも逃げるが勝ちです。

 

更には、パワハラをしているのに、のうのうと仕事して給料もらっているのも納得できないでしょう。

 

その気持ちはとても分かりますが、これ以上関わるだけ無駄ですし、それこそあなたの損です。

 

パワハラは社会人として、上司として絶対やってはいけないことですが、それを行っているという点では、人として非常識です。

 

もう関わらないようにして、その人を回避するのがベストです。

 

無駄な労力、時間をそんな非常識な人に費やすのはやめた方が良いですよ。

 

それならさっさと逃げて、次の道を探した方が、圧倒的にあなたにとってメリットがあります。

 

 

パワハラ上司をおとしめる等は避けるべき

さて、仕返しは、すぐに休職するという提案をしましたが、その裏には、おとしめたりする仕返しは、意味が無いというのがあります。

 

パワハラ上司に仕返ししてもあなたは何も得をしない

あなたがパワハラ上司に真っ向から勝負を挑み、腹立たしいから仕返ししてギャフンと言わせてやる!みたいな事をとあれこれ考えたところで、あなたは何も得をしません。

 

鼻息荒く、また、怒り心頭で、もし何か弱みと握ったりして仕返しできたとして、どうでしょうか?

 

「やった!仕返ししてやった!ざまあみろ!!」と思うかもですが、それであなたは幸せでしょうか?給料が上がるでしょうか?パワハラから逃れられるでしょうか?

 

正直、何も得るものが無いと思います。

 

確かにスカッとしますし、ざまあみろ、と思うかもですが、それであなたの人生が豊かになったり幸せになるか、という点を考えてみたら、答えはNoだと思います。

 

その上司への仕返しに命を懸けているなら別ですが、そんなことに命を懸けるのは超絶もったいないです。

 

なので、仕返しするくらいならそのエネルギーを、あなた自身の人生を良い方向に進める為の何かに費やすべきです。

 

何でもいいと思います。転職でもいいし、資格やスキルでもいいと思います。

 

ただ単に、そのパワハラ上司の足元をすくうとか、悪いとこを探して糾弾するとかは、正直時間と労力を無駄にするだけなので、もっと有効活用することを強くおススメします。

 

 

 

あなたが潰される可能性も

仮に上司に仕返しが出来たとしても、その先に待っているのは、会社ぐるみであなたを潰そうとする圧力かもしれません。

 

もしくは、仕返しをしたところで、あなたは左遷されたり不当な評価を受けたりする可能性があります。

 

そしてそれらは黙認されます。

 

例えば不当な評価だとすると、あなたの仕事のミスをあら捜しして、それがあたかも重大なものだったという風にして、大きく評価を下げるとかです。

 

こういったことは、会社ぐるみでやれば、簡単に出来てしまいます。

 

そして、何故その評価なのか、という点は、上司はその更に上司等があなたは全く知らない、あるいは関わることができない会議で決めたりしているので、完全にブラックボックスです。

 

例えのひとつですが、こんな感じで、仕返しをしたところで、上司はノーダメージで、逆にあなたの方がダメージを食らうみたいな可能性は大いにあります。

 

なので、仕返しを計画したり、実行したりするくらいなら、次を決めてさっさと辞めた方が、圧倒的にあなたにとって良いです。

 

 

 

 

急な休職に対するあなたの懸念は全て問題無しです

社会人として非常識な行為ではないか?

急な休職は、社会人として、むしろ常識的に良くないのでは?と思うかもしれませんが、そんな事はありません。

 

確かに以下のようなことが気になりますよね。

 

自分の仕事は誰が続けるのか

 

担当の顧客に迷惑がかかってしまうかもしれない

 

パワハラを受けている以上はそんなことは気にしなくて良いです。

 

確かに、本当の事を言えば、社会人としてはあまり良くありません。

 

しかし、パワハラに耐えてガマンし続けると私のようにうつ病になりますから、そうなると下手すると死にます。

 

そう考えると、死ぬかもしれないのに急な休職はおかしいって言う人の頭の方がおかしいです。

 

また、100歩譲って、今回の急な休職が非常識なものと、あなたが思ったとして、今後あなたは、社会人として非常識なままの生き方をしますか?

 

違いますよね?しませんよね。

 

パワハラを受けていて、それの仕返し的な感じもありますが、実際にパワハラで精神の不調が出ているため、急に休職する訳ですから、普通のときはそんな非常識なことはしないと思います。

 

あなたは至って常識のある人間です。パワハラを受けている今だけ、限定的にちょっと非常識な事をするだけなのです。

 

 

他の人に迷惑をかけてしまう

あなたが急に休職することで、あなたの仕事を誰かが負担することになります。その点では他の人に迷惑をかけてしまう、という風にも思うでしょう。

 

確かに、あなたの抜けた穴は、誰かが埋めなければなりません。

 

そしてそれは、あなたと同じ部署のメンバーつまりは同僚とかになります。

 

同僚からすれば完全にとばっちりを食らっている感じになります。

 

すなわち、同僚を含めて他の人に迷惑をかけることになりますが、でもそれってよく考えると、あなたの責任でしょうか?

 

あなたを、急な休職するまで精神的にも肉体的にも追い詰めた張本人は、パワハラをしている上司ですよね。

 

つまり、上司があなたにパワハラをしなければ、あなたの同僚は、あなたが急に休職することによって、迷惑を受けることは無かったと言えます。

 

また、仕事を回したり、部署のメンバーの仕事量や負担の対応をするのは、あなたではなく上司の仕事です。

 

あなたをパワハラで追い詰め、結果、あなたが辞める事で他のメンバーの仕事を増やしているのは、上司ですから、何もあなたが申し訳ない気持ちを持つことはありません。

 

管理能力の無さ、育成能力の無さを露呈しているものです。

 

あなた個人が、同僚などに迷惑をかけるかもと思ってしまいますが、本来それは上司の仕事なので、上司に任せておきましょう。

 

 

最後は割り切り

精神論ですいませんが、最後は割り切りです。

 

非常識かもしれないけれど、もう耐えれないからこれしか手段が無い

 

みんなや得意先には迷惑をかけるが、これしか手段が無い

 

こんな感じで、モヤモヤした気持ちを完全になくすことは難しい事から、割り切るしかありません。

 

あなたの人生です。あなたにとってベストな選択をしましょう。

 

他人を思いやれるあなたは、とても広くて優しい心を持った社会人です。

 

これ以上、パワハラを我慢したら、その広く優しい心は奪われ、荒廃した心が残ってしまい、人生崩壊すると言っても過言ではないです。

 

確かに非常識で他人に迷惑をかけるかもですが、何よりあなた自身を大事にし、あなたにとってベストな選択をしてください。

 

 

まとめ:パワハラ上司への仕返しは休職で決まり

まとめますと、パワハラ上司への仕返しは、おとしめたり、弱点を握って詰め寄るとかではなく、シレっと急に休職をすることです。

 

そうすることで、上司は人員不足と仕事のオーバーフローで大変なことになります。

 

また、管理職としての仕事が出来ていないことになりますから、管理職としての評価は厳しいものとなります。

 

少しは、あなたもスッキリするでしょう。

 

パワハラの加害者が、大変な状況になったとはいえ、仕事して給料をもらえ、パワハラ被害者のあなたが休職するというのは納得できないかもしれません。

 

しかし、パワハラを行いそれも黙認する組織からは、さっさと逃げた方が身のためです。

 

休職は、他社に行ったときは大きな痛手にはなりませんし、給料の面でも、給付金などである程度は保証されていますから、懸念事項は少ないです。

 

面と向かって仕返しよりも、権利を行使した方が、上司のダメージは大きいので、ぜひ突然休職してやりましょう。

 

あなたにとってもメリットがありますから、ぜひそうしてみてください。