人間関係

職場でプライベートの事は言わない!その理由と聞かれた時の対策!

職場で、ランチや飲み会の時にプライベートの事を色々聞かれたり、そこで話をしたら、すぐに知れ渡っていた、なんていう経験をしたことありませんか?

雑談やその時の話題だったのに、勝手に拡散されていると気持ち悪いし、その人の事を信頼できなくなりますよね。

男社会では何故か相手のプライベートを知りたがる傾向が強いですが、もし聞かれても答えなくてて良いですし、答えるなら適当に答えておけば良いです。

あなた自身をさらけ出すメリットは、ほぼありません。

しかし、聞かれても答えないのは無愛想ですし相手も嫌な思いをするので、角を立てない言い方をご紹介します。

もしプライベートを話したことで、仕事や人間関係が悪くなってしまった時の打開策もお伝えします。

 

何故職場の人は、プライベートな事を聞いてくるのか

あなたとの距離を縮めて、仕事を進めやすくしたいから

良く言えば、あなたとの距離を縮め、仕事をスムースに進めたり、話しやすくするためです。

実は、ビジネスにおいては、お互いに相手のプライベートについて話をするのは、かなり心を開いているからなんです。だから、あなたに心を開いて欲しいから、色々と聞いてくるのです。

職場、特に同じ部署に居る人同士は、同じ目標に向かって毎日一緒に働く訳ですから、風通し良く、お互いある程度仲の良い関係性を維持する必要があります。

そんな時、お互いのプライベートな事を話し、お互い知ることで、男同士は距離が縮まったり心を開いた感があり、それ以降、コミュニケーションがとりやすくなり、仕事もスムーズになる事が多いんです。

 

ゴシップ情報の収集やプライベートを知っているという優越感に浸りたい

職場にはいろんな人が居て、ただあなたのプライベートを知っていることで優越感に浸ったり、あなたのプライベート情報そのものをゴシップ情報として集めたいという下らない人も居ます。

そういう人は、あなたのプライベートを知ると、一気に拡散させます。

飲み会等で同席した人に教えるのです。

例えば、家を買った、という話をあなたがしたら、

「あいつは仕事の成績はイマイチなのに家なんか買っている」

「戸建てで駅からも近いからかなり高いらしい」

等のように、集めた情報を拡散したり、場合によっては面白おかしく加工して話のネタにして、色んな人に教えることが快感なのです。

 

また、男社会では、どんなことでも情報を持っている人が何故か尊敬される風潮があります。

人事異動(左遷なのか栄転なのか次の部長は誰か等など)や社内の問題に詳しいと、「あいつは情報収集能力が高い」と、良い評価になります。

 

 

プライベートな事を聞かれたら、適当にごまかして答えないようにすべき

プライベートな事を聞かれたら、ウソついてでもいいから答えないようにしてください。

相手が信頼できる人であっても、いつてのひらを返されて、あなたのプライベートを悪用れるかわかりません。

実際、私は、信頼できる上司にプライベートの事を聞かれたので話をしたところ、悪用され、それを理由にして拒否していた転勤をさせられたことがあります。

私の妻は、国家資格を持っていて、いわゆる手に職を持っている、と言う状態です。

ある時、社員の配置換えが行われることになり、私は妻もキャリアがあるので、今の職場を強く希望しました。

しかし、「〇〇君の奥さん、資格持ってるんだね。それって全国通じるんだよね」

と昼食時に上司に何げなく聞かれたので、「そうですね。国家資格ですからね」

と軽く答えました。

そうすると、しばらくして、違う県への転勤を命ぜられました。

理由を聞いたところ、こじ付け的なものに加え、「奥さんも国家資格あるから連れていって向こうで仕事見つけられるでしょ?」と。

 

国家資格があるだけで、何処でも働ける=今の仕事辞めても問題無し と勝手に判断されてしまいました。

ひどい話ですよね。

ちなみに異動先でもつまらない仕事ばかりだったのでその会社は辞めました。

 

どうしても答えないといけない、と言う人向けシーン別答え方

SNSを教えて欲しいと言われたとき

TwitterやFacebook、インスタグラム等で友達になりたい、友達申請をしたいと言われたときは、

「やってません」

がベストです。やっていてもこう答えましょう。

やっていない人は結構居ます。私の親戚もやってない人が多いです。

しかし、「やってません」が嘘の場合は、それぞれのSNSを、友達以外は見れないようにするなどプライバシー設定をしておいてください。

特にFacebookは本名登録している人が多いと思いますので、ストーカーのように検索して友達申請しなくてもあなたの投稿を見たりする人が居ます。

相当気持ち悪いですが、本当に居ます。

それを見て、

「〇〇さんの奥さんは芸能人で言うと△△に似ている」

等のように情報を集めてリークするのです。

プライベートな情報が色々とあるSNSは絶対教えたり、覗かれたりしないようにしましょう。

 

 

家は賃貸か持ち家か?持ち家ならマンションか戸建てか?

正直に答えて良いです。おそらく会社に居住地を申請していますから、嘘をつけば簡単にバレてしまうからです。

もし持ち家なら、マンションか戸建てかも素直に言ってしまって良いですが、必ず、「中古で買ったので相場よりかなり安いです」と付け加えるんです。

良い家に住んでいると、それだけで妬まれることがありますし、下手に家自慢をすると、

「じゃあ今度〇〇の家でパーティをやろう」

などという企画が勝手に立ち上げられたりすることもあります。

しかもこういう企画を立ち上げる人は、上長を誘ったりするので、あなた自身も断りにくくなってしまうような状況にするのが無駄に得意なのです。

 

奥さん仕事何してんの?

OLです、と答えておきましょう。

前に書いた、私のように国家資格を持っている妻を持つなど、あなたの奥さんも手に職を持っていることもありますよね?

正直に職業を答えても良いですが、私のように悪用されることがあるのでお勧めはしません。

もし手に職を持っていることを素直に答える場合は、「簡単に次の仕事に就けないのが現実」という事を強調しておきましょう。

手に職を持っている人の仕事は、その人しかわかりません。サラリーマンであれば、推測やネットの情報をもとにした知識のみになるため、現実を知りませんから、次の仕事がサクサク見つかる訳ではない、と言うのがウソだとしてもバレにくいです。

 

何が趣味なの?

これは事実を答えて良いですが、「ゴルフ」とは答えないようにしましょう。

趣味を「ゴルフ」と答えてしまうと、それだけで勝手に「こいつは上手いんだな」と思われてしまいます。

そのため、職場のゴルフイベントや客の接待等で、引っ張り出される要員になってしまいます。あなたが断固断れるのであれば良いですが、引っ張りだされそうになると断るのは面倒くさいし、断るとなぜかこちらが悪者になてしまいます。

また、一口にゴルフと言っても、少なくとも

  1. ミスしてもいいからとにかく楽しむゴルフ
  2. スコアは常に上を目指し、レッスンにも通う超真剣ゴルフ

という2パターンあります。①の人が②に誘われて一緒に行くと最悪です。

全く楽しめず、

  • もっと真剣にやれよ!
  • ローカルルール守れよ!
  • 次のショットの目標は?どこ狙うの?アイアン何番??

等と全く自分のペースで楽しめません。

趣味はゴルフと答えていいことはひとつもありません。

ですから、趣味を聞かれたら、なにを答えても問題ないですが、ゴルフだけは避けましょう。

 

 

 

最大のプライベート予防策は、言わない事に加えて、飲み会に行かないこと

お酒を飲むと気持ちがオープンになり、理性も自制心も弱くなるので、あなた自身のプライベートな事や秘密のことをどんどん喋ってしまいます。

ゴシップ情報好きな人や、あなたのプライベートを知って優越感に浸りたい人も、半分以上はネタの収集は飲み会で行っています。

また、飲み会では、趣味の話や、最近買ったものの話、家族の話等、仕事を忘れて色々と話す事が多い場ですから、なおさらプライベートな事を話さざるを得ない状況になります。

そのため、もしあなたが、あなたのプライベートな事を聞かれたくないときは、飲み会に出来る限り参加しないことが、最大の予防策です。

可能な限り、飲み会への参加は避けましょう。

 

 

あなたのプライベート情報を悪用されたり勝手に拡散されてしまったら・・・

ただ、仕事をしている時間はとても長いので、長く居る相手とは自然に心を許してしまうという心理が働きます。

もしそれによってあなたのプライベートの事を話して何も無ければ良いですが、私のように、プライベートな事を悪用されてキャリアや仕事に影響が出てしまったり、勝手にプライベート情報を言いふらされて色んな人に知れ渡ってしまったら、もうその職場からは離れるべきです。

もっと、公私を分けてオンオフしっかりしている会社に転職しましょう。

プライベートと仕事は分けられるべきもので、なおかつ、他の人に知られたくないことであるはずです。

にもかかわらず、プライベートのことをもとに転勤や異動を命じたりするのは、全く理解出来ませんし、場合によっては職権濫用です。

また、あなたのプライベートを言いふらすのも、何が面白いのかさっぱりわかりませんよね?しかも何故か事実ではない面白内容を勝手に作られていることもあります。

 

そんなことをする職場は、組織として腐っています。

なぜなら、プライベートを話すと言う事は信頼の証なのに、あなたの情報を悪用して転勤や異動の理由にしたり、同僚のことを売るようにプライベート情報を言いふらすんですから。

裏切りと同じです。社会人の前に、ヒトとしてやることでは無いです。

 

そんな会社、組織に、あなたの大切な時間を費やして働こう、とは思いますか?

もしかしたら、私のように転勤させられるだけでなく、キャリア形成や昇進昇級にも影響が出るかもしれません。

JAICは、そんな人間関係に悩むあなたが利用すべき転職エージェントです。

JAICでは、転職する前に、応募先の内情(風通しが良いか、人間関係は良好か等)の情報を教えてくれます。

JAICで転職した人の入社後の状況やインタビューにより、会社の内情を入手しているんです。

プライベートを詮索されるだけでなく悪用されたりありもしない情報を付け加えて拡散されて困っているようでしたら、すぐ登録して転職に向けて動き出しましょう。

 

 

さいごに

職場のメンバーと仲が良いことに越した事はありません。

プライベートも一緒に過ごせるほどの仲の良さは非常に重要です。

しかし、中には、悪気が無くてもあなたのプライベートを詮索して、それをゴシップとして言いふらす輩や、異動や転勤・昇進昇級の際にプライベート情報をもとに勝手に判断する上司もいます。

誰にでもオープンにあれこれ話さない方が良いです。

悪用されると、あなた自身が痛い目に合います。

もし、既に痛い目にあっていたり、あちこちであなたのプライベートが流出しているようであれば、その会社は腐っているので、早く逃げた方がよいです。

あなたまで腐ってしまいます。

JAICを利用して転職し、新しい環境で、気持ちよく働けるように、今から動き出しましょう。