転職する目的のひとつとして、年収アップがありますよね?
正直、仕事をしていく上でお金は重要です。
仕事はお金を稼ぐ手段と割り切ってもいいです。自己成長とかスキルアップとかは単なるキレイごとです。
しかし、応募先からあなたの希望やそれを超える好条件が提示されることは稀で、もっと高い額を、という交渉が必要です。
この交渉がかなり大変で、転職エージェントに依頼する方法もありますが、まかせっきりで本当に望む年収になるのかはエージェント次第ということもあります。
転職エージェントの力と併せてこの記事で教える交渉方法を活用してみてください。
希望年収条件を得る為には、単なるお願いごとではなく、ロジカルな交渉が必要です。
転職で年収アップを実現する交渉方法
転職活動している中、採用してもらえそうな会社との年収交渉で、一番重要なことは、費用対効果が出るのか、ということを明確に伝えることです。
人を採用することは、企業にとっては投資です。
そのため、投資に見合った効果が必要となりますし、人事や実際の採用部署でも、その効果は求められます。
ざっとまとめると、あなたを採用することで、あなたの希望年収×2を超える効果が見込めることを力説出来ればいいのです。
例えば極端ですが、年収1000万円を希望しているなら、あなたを採用すると会社は2000万円ほど毎年投資することになり、それはコストになります。
なので、あなたを採用することで、年間2000万円以上の利益をもたらすことで、あなたという投資の効果が出るのです。
なお、働きだした1年目から効果が出ればベストですが、うまくいかないこともあるので、例えば3年目以降は必ず効果を出す、とかでもいいんじゃないですかね。
それ以降はずっと投資対効果が出続けるということになりますからね。
これが成り立たないと、企業としても赤字ですから、いくら優秀でも採用には至る可能性は低いです。
逆に、いくら高い条件を言われても、それを超える効果が見込めるような優秀な人材なら、採用となるのです。
数字で根拠をあらわしているので、非常に説得力があります。
ただ単に、高い条件をお願いするのとはワケが違います。
難しく考えないで投資対効果だけを見ればいい
年収など、あなたを維持管理していくコストよりも、それを上回る効果を出せることを説得できれば、どんな高い年収を希望していても、採用される可能性が高まります。
転職するときの年収交渉って、お願い一辺倒だったり、前職と比べて・・・とか色々考えてしまいますが、難しく考えすぎなんです。
すごくシンプルで、上記のとおり、投資対効果が出る見込みであることを明確に伝えられればいいのです。
投資対効果と書きましたが、どんな場面でもそうですよね?
もしあなたと採用の枠を争う他の人が「私は年収500万円を希望です!」っていう条件だったとしても、そ
維持管理費が年収×2ですから、コストと効果が同額です。つまり
このように、あなたが欲しい年収×2以上の効果を出せることを力
ビビらなくても、堂々と、「私は〇〇万円欲しい、その分の効果を出せる自信がある」みたいに説明できれば良いのです。
転職エージェントの年収交渉との合わせ技一本を狙おう
転職の年収交渉は、あなたが企業と直接行うのは結構大変です。
企業も百戦錬磨なんで、ちょっとやそっとの交渉ではうまくいきません。
なので、ここで活用すべきは転職エージェントなんです。
彼らは、求人情報の提供や書類添削等のサポートだけではなく、あなたの代わりに年収の交渉もしてくれます。
そして、彼らは、あなたの年収交渉と内定(採用)をあなた本人かのように熱心に行ってくれます。
そりゃそうです。
転職エージェントが得られる報酬は、採用された人の年収×割合(払うのは企業であなたは一銭も払わないで良い)だからです。
転職エージェントによって割合は様々ですが、いずれにしても、採用者の年収が上がれば上がるほど、報酬も増える計算になります。
インセンティブもあるでしょうから、あなたの年収アップ交渉に対しても血眼になってやってくれるはずです。
そこにさらに、あなたが独自に考えた、あなたを採用した時の投資対効果を数字で示すことが出来れば、鬼に金棒ですね。
転職エージェントにその投資対効果を持たせて、交渉に行ってもらいましょう。転職エージェントかしたら、強力な武器です。
良い結果を期待できます。
まとめ
転職する理由のひとつに、年収を上げたい、というのがあります。
十分すぎる理由ですね。
しかし、あなたが欲しいと思う年収の条件を言ってもなかなか難しいです。
というのも、交渉の仕方が悪いからです。
かなりのケースで、お願い交渉になっています。
何故この年収が欲しいのか、というが無く、何とかお願いします!というかなり無理やりな交渉になっています。
こうなってしまうと、提示された額から少し増えるのが限界です。
そうではなくて、数字を意識するのです。
人を採用することは、企業にとって、投資でありコスト増です。
なので、あなたを採用することによって発生する投資・コストは、十分回収できるものだという説明ができるようにすればいいんです。
具体的に言えば、あなたが欲しい年収×2を超える効果を、あなたはもたらせるということを力説しましょう。
年収×2というのは、あなたを採用した後に会社にかかるコストの総額です。
そうすれば、投資対効果が出ると言えますから、相手方も納得しやすい交渉になります。
いくら低い年収で雇っても、年収×2の効果が出なければその投資は無意味です。
高い年収で雇っても、それを超える効果があるなら、経営レベルの判断としてはゴーサインになりになります。
ここに更に転職エージェントの交渉力をかけ合わせれば、かなり希望年収に近づけるはずです。
あなたの投資対効果説明を転職エージェントに託し、年収アップの交渉をしましょう。
ロジカルに数字で考えれば、説得力のある年収交渉が出来ますし、いい結果も期待できます。
年収交渉を考えていたり、これから転職する場合、この交渉方法をぜひ活用してください。