転職エージェントは、検索するとたくさん出てきますが、どのエージェントにすればいいか、なかなか悩みますよね。
転職は、なんだかんだで人生の一大決心ですから、慎重になってしまうのは当然です。
この記事では、私の経験をもとに、転職エージェントの選び方をご紹介します。
2ステップなのですが、どちらも簡単に誰でも出来るやり方です。ノウハウもこの基準が大事!というのもありません。
たくさんある転職エージェントを選ぶ為には、「まずは選ばない」
選ぶために選ばないと言う全く矛盾しているような言い方ですが、何が言いたいかというと、一度も話をしたり、在ったりしないで決めてはいけない、ということです。
つまり、ネットの情報や口コミサイト、比較サイトの情報をもとに、どれがいいかな、ここはダメかな、などと思わずに、まずは登録してエージェントと話す機会を作るようにした方がいいということです。
何故か。
口コミや評価は大切ですが、それはあなた自身の評価ですか?
あなたではない第三者の評価ですよね?
であれば、100%その口コミが、あなたにあてはまるとは限りません。
もちろん、良い評価や口コミが多い転職エージェントは、あなたに合わないという可能性は低くなります。
ですので、転職エージェントと選ぶときは、まずは大手だったり、評価が良かったり、あるいは認知度がある(あなた自身聞いたことがある)というレベルで良いのでいくつか選んでみて登録してみましょう。
転職エージェント選びに重要なのは第六感=フィーリング
さて、転職エージェントを選んで登録して、どれに絞るか、どれが良いかを選ぶポイントですが、あなたが「いいな」「楽だな」「緊張しないな」「ストレスを感じないな」など、フィーリングというか第六感というか、あなたが感じるまま、判断すればいいです。
フィーリングというのは実はとても大事です。
実は、決断を迷っているときに、フィーリングを優先すると、7割くらいは正しい答えに導いているという研究データがあります。
それだけ、人間の直感というのは正しいのです。
また、あなた自身がストレスを感じなかったり、楽に感じるというフィーリングも重要です。
転職の手助けをしてもらう人に対して、「ちょっと居心地悪いな」とか「なんか話をしててかみ合わないな」と思ったら、なんだか不安になるし、あなた自身も嫌ですよね。
ですから、もし少しでも不快に思ったり、なんか違うなと思ったら、エージェントを変えてもらったり、もしくは別のエージェントを活用する事にすればいいのです。
合う合わないは、正直、あります。
そして、どうしようもありません。
仕事をしてても生理的に合わない人とか、何故かわからないけど関わりたくない人って居ますよね?
転職エージェントは、あなたに選ぶ権利がありますから、そこは遠慮せずに、「合わない」とかいう意見を言っしまって良いのです。
フィーリングを重要視して、あなたの転職を支援してくれる最適なエージェントを選びましょう。
転職エージェントごとに違いはあるのか
紹介してもらえる求人情報は同じものは無いかもしれない
転職エージェントによっては、あなたに提案できる求人と提案出来ない求人があります。
例えば、A社の求人は、全ての転職エージェントから紹介を受けられる訳ではありません。
A社が、どのエージェントに依頼をしているかに因ります。
複数のエージェントに依頼すると、その分、A社は多くの費用を支払う必要があるため、全てのではなくいくつかのエージェントに絞って依頼を出しています。
そのため、転職エージェントを変えると同じ求人紹介を受けられ無くなる可能性があります。
ただ、それはエージェントに確認してみないとわからないので、もしあなたが応募したいと思っている求人があるのでしたら、必ず聞いてみましょう。
転職支援サービスそのものの手厚さ
あなたの支援にどの程度力を入れてくれるのか、という点は、多少なり違います。
結構ドライなエージェントもあれば、濃厚すぎるエージェントもあります。
夜や土日でも連絡が取れたり打合せが出来るエージェントもあれば、そうでないところもあります(ただ、夜や土日じゃないと連絡出来ない人が多いので、たいがいのエージェントは夜と土日共に対応してくれます)。
また、人気が集中したり、登録者数とエージェント数のバランスが取れてない場合は、支援の手厚さは望めないかもしれません。
エージェントの数よりも登録者数の方が多い場合は、1人のエージェントが担当する数が増えますよね?
そうなると、1人1人にかけられる時間が必然的に減ります。
それによって、転職支援の質が下がるのは問題ですが、どうやってもかけられる時間が減るというデメリットは生まれます。
ただこれは、大手だからとか、ニッチだからとかはありません。
何故なら、どのエージェントに何人の登録者がいて何人のエージェントが居て、というのは、あなたが登録してもわからないからです。
もし判断するなら、あなたがどう感じるか、で判断しましょう。
エリアによっては対応していない、あるいは弱いことがある
エージェントによっては、全国津々浦々に支店があり、偏りなく求人を保有しているところもあれば、首都圏や地方都市にフォーカスした求人を中心に扱っているところがあります。
極端ですが、首都圏の1都3県に絞っている(限定している訳ではありません)ところもあります。
そのため、例えば地方の県にUターン転職したいとなった場合、希望する県の求人を扱っているエージェントとそうでないエージェントがあります。
私がとりあえず登録したエージェントは5社
転職エージェントは、検索するとかなりの数が出てきますが、私がとりあえず、も含めて登録した5社は、
リクルートエージェント、パソナキャリア、DODA、JACリクルートメント、typeの5つです。
どこのエージェントがどんな求人を扱っているかは、登録してみないとわかりませんし、ちゃんとしっかりした転職支援をしてくれるのかは、正直、わかりません。
出来る事といえば、口コミや評判、比較サイトの情報を見て、なんとなく良さそうなところはどこか、と考えるくらいです。
私も、ネットで検索して出て来た上位とか、口コミでよさそうなところでまずある程度絞ったり、広く情報を取ろうと思って外資系とかでも調べました。
ここで、どうしよう、どこがいいかわからないよ、と思うのであれば、例えばあなたが良いなと思った上位5つとか10とか片っ端から登録してエージェントと話をしてみましょう。
選ぶ最初の段階で、直接話も聞かないで利用しないのはデメリットが大きいです。
登録して直接話をして、あなたが感じる印象、つまりフィーリングで判断すればいいのです。なんだかわからないけど合わない、逆に何故かわからないけど合う、というエージェントは必ず出てきます。
口コミや評判は、あなたではない第三者の評価であって、あなたにとっての評価とイコールにはなりません。
なので、あなたがどう感じるか、どう評価するのかが大切です。
さいごに
転職は、ポピュラーになってきましたが、あなたにとっては、結構な一大事ですよね。
ですから、転職を助けてくれるエージェント選びも重要です。
選ぶ際には、まずある程度絞り込みは必要ですが、最初から1つや2つに絞らずに、かなり多めに登録すること、そしてその中から1つか2つを絞る方がいいです。
そして絞る時は、何か判断材料が無くても、あなたの勘やフィーリングを重視しましょう。
うーんと悩むようならなおさらフィーリングを信じた方がいいです。
その方が、その後の転職活動に負担やストレスを感じません。
エージェントをあなたらしい判断で選び、ベストな転職活動が出来るよう、祈っています。