働き方

私がサラリーマンを辞めるという選択肢を持たない理由

私は、サラリーマンを辞めるという選択肢は持ってません。

 

何度か考えたことはあります。

 

辞めて独立するにしても色々な方法がありますし、支援してくれる企業があったり、低リスクで始められるものもあります。

 

ですが、今まで私自身が経験してきたこと、自分自身がどういう人間なのか性格なのかを踏まえると、サラリーマンを辞めると言う選択肢はリスク以外無いと判断しました。

 

 

プレッシャーに弱い

私はプレッシャーに弱いです。

期待されたり、「必ず結果を出せ」「いつまでに必ず仕上げろ」などという者に対し、かなり緊張してしまい、不安な気持ちになる。

あまりよくない精神状態になってしまいます。

もともと不安症なのもありますが、期待やプレッシャーには弱いです。

そのため、仮にサラリーマンを辞めて独立できたとしても、誰かが仕事を手伝ってくれたり分業してくれるわけもなく、お金に見合った期待に答えなければなりません。

 

しかし、サラリーマンをしていると、誰かが助けてくれるし、仮に期待に応えられなくても全て自分で責任を負う必要はありません。

顧客も、個人というよりは会社に期待していますからね。

 

そのため、私は相手からの期待や納期に対するプレッシャーに負けてしまいそうなメンタルのため、独立やフリーランスは向いてないと思ってます。

 

 

自由の反対語は責任であるということ

独立したりフリーランスで食べていくとすると、ほぼ何もかも自由ですよね。

朝起きる時間、働く時間、働く場所、仕事の進め方、成果や納品の仕方、お金のこと、etc

全部自分次第です。

 

「自由でいいじゃない」と思いますが、これは反対に言えばとても怖いです。

 

どれだけ自分で自分を統制できるか、です。

 

例えば朝起きる時間が遅くてぐうたらしてしまうと、1日中仕事が捗らない、なんてこともありますし、今も、会社やサテライトでないとなかなか集中できない、といったこともあります。

 

そして、もし集中できなくて、少し仕事をほったらかしててサラリーマンならあまり影響ありませんよね。

 

ですが、独立していると、それらはすべてブーメランのように降りかかってきます。

 

スケジュール遅れを挽回するのも自分、何処でいつ働いてもいいけど確実に頂いた金額に見合った成果を出さないといけない。

 

全てが自由であるがゆえに、すべては自分の責任でやらなければなりません。

 

私自身、自分にそれが出来るかと言われると、これまで働いてきた経験からして、無理だなと思ってます。

 

契約についてある程度詳しいがゆえに・・・

営業という職種上、契約のことはある程度詳しいと自負してますが、それがあるがゆえに、独立して仕事を受注する=契約する、というのはリスクがあるなと思っています。

 

契約とは、発注者と受注者が合意したことを証明する唯一無二のものです。

 

そのため、もし何かがあったとき、締結した契約書に沿って、協議がなされます。

 

例えば瑕疵担保。

 

請負契約で仕事をしたとき、瑕疵担保は必ず設定しないといけません。

 

そして、瑕疵担保期間中に発生した瑕疵は、修正・修復を行う義務を負います。

 

もしかなり強烈な瑕疵があると、その対応に追われますので、他の仕事の時間を取れなくなります。

瑕疵への対応は当然無償なので、どんどん時間が食われていきます。

 

でもこれは契約上、至極当たり前なことです。

 

他にも損害賠償や、準委任契約において工数消化・期間満了でも検収してもらえず請負と同等の成果を求められる等のような問題も起こり得ます。

 

サラリーマンとして仕事をしてれば、瑕疵対応も自分のお金ではありませんし、仮に損害賠償請求をされても支払うのは会社です。

あなたの懐は痛みません。

 

しかし、独立していると、これらは全てあなたの懐を痛めることになります。

 

これは、私は、リスクが高くて出来ないなと思いました。

 

契約についてある程度把握しているがゆえに、悪い方に考えたりしているだけかもしれませんが・・・・・。

 

 

独立を否定するつもりは全くない

ここまでの内容からして、独立は

  • リスクがある
  • 何があっても自己責任
  • 損害賠償や瑕疵があると結構大変なことになって支出もかさむかも

 

と、ネガティブな事を書きましたが、決して独立する事を否定するつもりはありません。

リスクは分散できますし、自己責任論もそれを知った上であれば何とでもなります。

また、損害賠償や瑕疵についても、言い方は悪いかもしれませんが、弁護士を雇って徹底的に戦うとかそもそも契約する相手を事前に見きわめる手段を考えるとか、回避策や対策はいくらでもあります。

ですので、良い悪いを言っているのではなく、自分に合うか合わないかと言う事を言いたいのです。

 

私の性格、考え方、メンタルには、独立は向かないなと思います。

 

だから、サラリーマンを辞める選択肢はありません。

 

反対に、サラリーマンをしている限り、リスクや責任、何かあった時の賠償や支出は全て会社が負担してくれます。あなた個人で負担することはありません。

 

契約が会社対会社になって、責任の所在も、最後は社長になるからです。

 

サラリーマンにはそれなりのメリットがあるため、天秤にかけて比較したときに、サラリーマンであることの方が、自分にとって良い、という判断です。

 

 

サラリーマンは辞めない、でも、今の仕事がつまらない・・・

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まとめ

独立、フリーになることは、私自身には向いていません。

 

自分の性格、これまでの仕事のスタイル、考え方、メンタル、サラリーマンとしてのメリットを踏まえた結果の結論です。

 

ですので、いかにサラリーマンであることを活かして日々を充実させるかを重要視しています。

働き方は自由度が高いのか、社風・風通しは良いか、等など。

雇われの身ですが、活用の仕方によっては、サラリーマンは最強だと思っています。

 

そのために働く会社は重要なファクターですので、転職する際にも、あなたの強みを把握した上で、転職するようにすれば、サラリーマンとしてのメリットも活かしつつ、あなた自身も充実した日々になるはずです。