転職

転職先は言わない!あなたが会社を辞める時に伝える義務はありません

転職するときや辞める時に、何処に転職するのか言え!と迫ってくる上司や人事が居ます。

 

言わないと退職願は受理しないとか言ってくることもありますが、あなたに言う義務はありません。

 

なので、無視してしまってもいいです。

 

もしくはテキトーに答えてもOKです。

 

そんな個人情報を開示しないと辞めれない企業なんてありません。

 

色々手を変え品を変え転職先を聞き出そうとしますが、だんまりを決め込みましょう。

 

そもそも転職先がどこかを言う義務なんてない

あなたが転職する際、今居る会社に対して「私は〇〇株式会社に転職します」とわざわざ言う義務はありません。

 

また、辞めるにあたり、転職先を言わないと辞めれないなんてこともありません。

 

法律でもそんな規定はありませんし、おそらく社内の規約や規定にも、そのような決まりはありません。

 

ブラックな会社だと、尋問みたいに迫ってくることもありますが、屈してはいけません。

 

また、泣き落としみたいに、情で迫ってくることもありますが、それも屈してはいけません。

 

どこに転職するのか、というのはあなたの個人情報ですし、別にどこで働こうがあなたの自由です。

 

こう考えると、何で転職先を言う必要があるのか?と純粋に疑問に思いますよね。

 

そうです。いう必要など全くないのです。

 

 

何故転職先を教えろと言ってくるのか

あなたの退職を人事等に報告する際に必要な情報

退職を人事や、上司が更に上司に報告する際、転職先はどこか、等と記載しなくてはならない場合があります。

 

報告書のフォーマットとか、備考欄とか。

 

転職先が買いてないとその報告書が受け取られないから、という理由を言ってくることもあります。

 

が、これも無視して問題ありません。

 

何故なら、それはあくまで社内の報告であって、法律で決められている訳ではないのです。

 

あと、時々、労務規定等に、競合他社には一定期間経ってからでないと転職してはならない、等という記載があります。

 

これを人事等に伝える為にも、何処に転職するのかを書かないといけないのです。

 

正直、これに関しては、知ったこっちゃないって感じですね。

 

社内の報告のために、あなたの個人情報を言わないといけないなんて、捉え方によってはハラスメントにさえなります。

 

社内の報告で必要、と迫られても、そちらで都合のいいようにしておいてくださいと突っぱねてOKです。

 

競合への転職の懸念

上記に少し書きましたが、競合に転職していないかを確認するために、転職先を教えろと言ってくる場合があります。

 

会社としては、競合に転職されれば、自社の弱みをリークされたり、スキルやノウハウを伝えられてしまう可能性があります。

 

そうなると、競争力は失われてしまうことになります。

 

そのため、競合他社には、退職後一定期間は転職しない、という規定が定められている場合があります。

 

しかし実際は、競合他社に転職する人は、かなり多いです。

 

何故なら、あなたはスキルや経験や製品知識が活かすことが出来、会社としては即戦力採用が出来るからです。

 

Win-Winですね。

 

 

ただし、雇用契約にサインしていると思いますが、そこに、条文として競合他社への転職に関して書かれている場合は注意しましょう。

 

それを盾に、面倒な問題に巻き込まれたり、規定や規約を前面に出してきて、一定期間経たないと入社しないって書いてあり、それにサインしている!なんて言ってきます。

 

こうなると面倒くさいです。契約はかなり有効な証拠になるので、言い逃れ出来ません。

 

転職先への入社を延期しないといけないとか、そういう事態になることも考えられます。

 

とにかく、言わない事が重要です。

 

単なる自己満足

時々居る社内のゴシップ好きのように、とにかく情報を持っていることに喜びを感じるパターンの人間にある傾向です。

 

あなたが辞める理由だけでなく、いつからどこで働くのかを知っている、ということがステータスだと勘違いしているのですね。

 

私個人としては、それを知っているからどうした?と言いたいくらいどうでもいいことですが、こういうのが好きな人間は社内に絶対居ます。

 

もしあなたが転職先を言ってしまったら、そこから一気に拡散するでしょう。

 

飲みながら「アイツは〇〇に転職するらしいですよ。俺が聞き出しました。」みたいな感じでリークされるとあとはネズミ算式です。

 

ゴシップ好きの上司や人事には注意しましょう。

 

転職先をどうしても言わないといけない場合

決まってません、と言う

シンプルにして最強な答えですが、「転職先は決まってません」と答えるのがかなり有効です。

 

辞めるのに決まっていないのか?みたいなことを言ってきますが、堂々と決まっていません、と言ってしまいましょう。

 

私は実際にこう言いました。

 

何処に転職するのだ!と迫ってきましたが、堂々と、決まってません!と言い切りました。

 

もちろん、本当は決まってました。

 

ですが、その当時辞めようとした会社に対しては、一切伝えませんでした。恨みにも似た感情を持ってしまってましたからね。

 

嘘をつくことになりますが、気にせず、堂々と、決まってません、と言い切りましょう。

 

 

テキトーな会社名を言う

ある程度アテがある前提ですが、テキトーな会社名を言いましょう。

 

これも嘘をつくことになりますので、あなたの良心が痛むかもしれませんが、こらえましょう。

 

ただ、テキトーな会社名を言う時は、注意すべきことがあります。

 

あまりにメジャーな会社や大手等では、例えば上司や人事が、その人脈や友人などを介して、その会社に確認する可能性があるからです。

 

そうなると、ウソがばれる可能性があります。

 

私の場合は、たまたまですが、友人がベンチャー企業を起こしていたので、そこに行く、と伝えました。

 

社員は20名くらいだったし社長が私の1つ上くらいで、あとはそれより下ですから、人脈をたどってもたどり着く可能性が低いです。

 

どうしても転職先を言わないといけないような場合には、このように、テキトーな会社名を言うのも手です。

 

ただ、これは跡を調べられる可能性もあるので、ベストは、決まっていません、が良いでしょう。

 

 

まとめ

転職や退職の際に、次はどこで働くのだ?とか転職先はどこだ?と、情報を聞き出そうとしてくる上司や人事が居ますが、基本無視でOKです。

 

辞めるからと言って、転職先を言う義務はありません。

 

何故知りたいのかというと、社内の報告書に書かないといけないとか、興味本位とかです。

 

まっとうな理由としては、競合他社への転職されると困るから、というのがあります。

 

とはいえ、別にどこに転職しようが、あなたの個人情報ですから、他人に言う必要は全くありません。

 

どうしても言え言えと迫ってくるとか、高圧的威圧的・あるいは脅し等で言わせようとするケースもあります。

 

そんな場合は、決まってません、と言いましょう。

 

決まっていても、決まっていませんと言いましょう。

 

別に転職や退職するからと言って必ず次の就職先が決まっているとは限らないですよね?

 

辞めてから転職活動しても、少なくとも今居る会社には全く迷惑かけない話ですから。

 

嘘をつくという良心がチクチクする気もしますが、気にせず言い切りましょう。

 

どこに転職しようがあなたの自由ですし、あなたの個人情報ですので、言う義務はゼロです。