会社で働く中で、相手の説明を真に受けない方が良いです。
〇〇だから大丈夫、問題ない、という言葉は信用してはなりません
鵜呑みにしないで、自分で調べて確信持てるまで信頼してはなりません。
必ず、穴があります。
相手も知らないことがあり、上っ面だけで大丈夫と言っているケー
真に受けることはせず、一呼吸置いたり少し時間を空けてしっかりあなた自身で調査してから、その仕事を請けるかどうか決めましょう。
社内で誰かからの説明は疑ってかかった方が良い
○○だから、あとはよろしく!
お膳立て終わっているからあとは手続きだけだから!
すべて疑ってかかってください。
そのまま真に受けて、淡々と言われたことだけやっていたら、あとで痛い目を見ます。
詰めが甘いことなんて山ほどあります。
特に、顧客が絡む事に対しては、最悪の場合は大クレームになりますから、注意しましょう。
ただ、そのような、真に受けちゃいけないものを見抜くのは結構至難の業です。
何故ならあなたも知らない、そしてあなたに説明している相手も知らないところの詰めが甘いからです。
とはいえ、いくつか見極めポイントがありますので、真に受けちゃいけない説明をご紹介しましょう。
真に受けたら痛い目に合う説明パターン
あなたに説明してくる担当者が出世してない
結構な年齢なのに、出世どころか、相応のランクにもなっていないような社員、居ますよね?
会社にぶら下がっているのか、能力が無いのか、管理職に向いていないのか、理由はわかりませんが、よく居る高齢の役職無し社員。
管理職になれない、昇進できないというのは、やはりそれなりに、何かしら原因があるのです。
こういう担当者から、あなたに対して、あれよろしく、これヨロシク、お膳立て完了!みたいなのが来たら要注意です。
出世も昇格もできないので、少なくとも能力は高くないと言い切れます。
そんなレベルの人が、あとは手続きだけ!というところまで完璧に仕上げたお膳立てなんてできるはずありません。
最近私がハマったのはこのパターンです。
実際、手続きだけやったら、半年後に大クレームとなり、今役員レベルの対応にまで発展してます。
私は全く悪くないので、クレームに対してもその担当者に対応を委ね、上層部にて色々やっているみたいなので、私にダメージはありませんが。
いずれにしても、特に高齢の一般社員からのあとはヨロシク関係は、詰めが甘々な可能性が大きいので注意しましょう。
あなたに説明してくる担当者が部署を転々としている若手社員
若手といっても、20代前半とかではなく、30前後くらいです。
つまり社会人になって、6~7年(大卒か院卒で多少異なりますが)くらいの経験年数の社員です。
この「部署を転々としている」というのが要注意です。
ここでいう部署は、例えば技術系の部署で転々としているなら、まだ大丈夫ですが、そうではないパターンが要注意です。
技術部系→総務系→企画系・・・といかいう、全くつながりのない部署での異動が何度もある社員からの説明は真に受けない方が良いです。
これもまた、私がハマったケースです。
ある件でトラブルがあり、担当者が誰か聞けば、ある若手社員の名前が挙がりました。
既に受注した製品が、規約上、顧客が買えないものだったのです。しかもこちら側のミス。
慌てて代替案が無いか確認してもらい、別の製品を同額で提供することで事なきを得ました。
しかしその後、社内の別部署から「何を勝手に変えてんだ!」と激怒され、文句を言われたんですが、当の若手担当は「〇〇さん(私の事)に聞かれて答えたら勝手に決めました。」と責任逃れ。
結局火種はこっちに飛んできました。まあ何も悪くないので正論ぶつけて論破しましたけどね。
激怒してきた担当者もあまり頭良くないので何を言いたいのか全くわからないし文句言いたいだけみたいだったので、とりあえず適当にあしらって事なきを得ました。
少々余談も含みましたが、全くつながりのない部署を転々としているということは、それだけ、役に立たないということなのです。
もし役に立っていたら、その部署に残るはずです。上司として、役に立つ部下ほど重宝するものは無いですからね。
言い方を変えれば、その部署で役に立たなくて、放出したい人は、そのような異なる部署を転々とするケースになります。
異なる部署を転々とするのは、放出したいけど受け入れ先が無いからです。
受け入れ先としてどこも手を挙げないから、仕方なく、人を増やしても問題なさそうなところや、受け皿となっている部署等におさまる形になります。
なので、部署をまたいで転々と異動している若手が、何かお膳立てしています、と言ってくるときは、疑ってかかりましょう。
真に受けると痛い目にあいます。
初めてやるビジネスやプロジェクト
何でも、初めてのものは、要注意です。
あなたが、初物を何かやらされそうな場合は、全力で断りましょう。
必ず問題が起こります。
初めてのものというのは、実は、まだ表に出ていない問題が多々あり、徐々にそれが表に出てくることで、その問題を潰していくのです。
例えば、私の居るIT業界では、ソフトウェアの最も新しいバージョンは推奨してません。不具合がいっぱい潜んでいるからです。
ユーザーが使っていく中でその不具合があぶりだされ、それを解消していくような流れになります。
言い方は悪いですが、半分実験用のモルモットみたいですね。
また、これは噂レベルですが、仕事で関わったことがある某有名メーカーの方も、「一番初期のころは、色々不具合が多くて、発売後3ヶ月くらいしてから落ち着くかなあ」と言っています。
そんな感じで、形のあるなしにかかわらず、製品というのは発売直後やリリース直後というのは不具合があります。
同じく、ビジネスやプロジェクトにおいても、初物というのは、必ず詰めが甘いものや、抜けが多くあったりで、どこかでトラブルが起こります。
これは、どんなベテランでも、エースでも、必ずそのリスクがあります。
初物のビジネスやプロジェクトに当たりそうになったら、なんとか避けるようにしましょう。
まとめ
サラリーマンやっていると、あれやってくれ・これやってくれと色々な仕事が飛んできます。
ただ、中には、詰めが甘く、顧客も含めて大きな問題につながったり、クレームになるケースがあります。
そういったものは、だいたい、表向きだけは整っており、中身スカスカというものが多いです。
そして中身スカスカの原因は、出世や昇格出来ないイケてない担当者や使えないレッテルの貼られている若手が取りまとめているからです。
上司も一度はチェックしますが、そのチェックは適当だし、表向きの内容しか確認しないので、細かいところまでは見ません。
だから上司のチェックもスルーします。
また、会社として初めてのビジネスやプロジェクトも要注意です。安易に仕事を受けてはいけません。
必ず抜け漏れがあり、それがビジネスやプロジェクトを進めていく中で初めて出てくるものがあります。
そうなるともぐらたたき状態で、次々にトラブルが出ては対処して、という非常に辛くかつ面倒くさい事態になります。
そのため、あとはヨロシク!お膳立て完了!と仕事を振られたあなたが蓋を開けたところで、色々とボロが出るのです。
これが、顧客が蓋を開けたときにボロが出た、というのが最悪です。
クレーム必須ですね。
そうならないためにも、上記のような、イケてない担当者から降られてくる仕事や初物の仕事は基本、疑いの目で見た方が良いです。
何なら、まず断った方が良いですね。
安請け合いしたり、相手の言うことを鵜呑みにしていまうと痛い目に合います。