転職して1ヶ月しか経ってないけど、仕事や人間関係が全然合わない・・・
転職失敗した・・・・
と感じているあなた。
私も同じ経験したことがあります。
転職の失敗を経験してます。
26歳くらいで最初の転職でした。
若かったので、早く転職したかったという思い、転職活動して1社目の内定が有名優良企業でもあったので、勢いでその会社に決めて転職したら、失敗しました。
転職自体が大きなイベントなのにそれに失敗するなんて・・・・と、ひどく落ち込みました。
でも大丈夫です。それを糧に前に進むのです。ちょっとした受け止め方の変化を行うだけです。
ここでは、私の失敗経験をもとに、希望をもって転職したけど失敗したときにやるべきことをご紹介します。
転職の失敗くらい、気にすることないです。
まずは転職の失敗を受け入れ、理解しましょう
失敗したけど大丈夫です!と言い切れますが、まず重要なことは、あなた自身が、「転職に失敗した」ということを受け止め、理解することです。
この時、あなた自身が失敗を否定し、「失敗ではない」とか、「自分で選んだのだから、失敗したと思っても耐えなければならない」なんて思う必要は全くありません。
むしろ上記のとおり、あなた自身が失敗と感じているならそれを肯定的に受け止めることが大切です。
私自身、めちゃめちゃ高級だけど激務な企業だったので、ユルく仕事してプライベート充実させて、余裕のある社会人生活を送ろうと画策し、転職して、失敗しました。
おんなじ職種だから、と思って何にも気にしないし、前職の経験は転職市場でも非常に重宝されたから、イケるだろうと踏んでました。
が、仕事は前職が全然役に立たないし、人間関係は悪くてギスギスしている、常に上司の顔色伺いながら仕事して、付き合い残業で全然定時に帰れない・・・という日々。
1ヶ月も経たないうちに、ああ、失敗したな・・・とめっちゃ落ち込みました。
自分で選んだ転職の道で失敗したんですから、そりゃあ精神的に参りました。
ですが、失敗したことを事実として受け止めるようにマインドリセットしたら、急に楽になり、次どうしたらいいかな、と、先を見て動けるようになりました。
まずは、あなたが失敗を受け入れることです。
転職の失敗に対して悪いイメージを持つ(持ってしまう、持たれてしまう)理由
何故このように、転職の失敗に対してまず最初に抱くのが悪いイメージと思いますか?
それは、日本人の性格や根底の心理に「失敗はダメだ」というものがあります。
例えば、日本の学校でのテストは答えが1つで、間違うと減点となります。しかし海外では、テストの答えは複数あり、答えの数ほど加点されるというものがあります。
また、他の例では、浪人生より現役の方がスゴイと思われたりします。浪人は1回受験に失敗しているという点でネガティブイメ―ジがあるのです。
ミスや失敗が減点につながるということを小学校レベルから教え込まれるというか、日々の生活で直面していると、「ミスや失敗=悪い事」という心理は勝手に根付きますよね?
それは仕事も同じで、ミスなくこなすほうが良い評価を受け出世もしますが、挑戦して失敗したら悪い評価で出世も遅れたり、あるいはそもそも出世出来なかったりします。
となると、社会人になってからの失敗は、サラリーマン人生に影響を与えると言っても過言ではありません。
ですから、就職や転職に関わらず、失敗そのものが悪いイメージを自然に持ってしまうようになっているのです。
加えて、就職や転職は人生に何度もあるイベントではありません(人によっては何度もあるかもしれませんが。。。)。
そういった、特別な出来事ほど、失敗は許されないという考えがあるのです。
なので、転職の失敗となると、ミスは悪い事+大きなライフイベント の合わせ技で、人生終わりみたいな感覚を持ってしまうのです。
就職や転職で失敗しているのはあなただけではない
転職に失敗しても、それはあなただけではありません。そして、あなたが悪い訳でもないと言う事を認識しましょう。
日本の東証一部上場企業だけで、2000社以上あるんです。
東証一部上場含めて転職サイトや転職エージェントが扱っている求人数は数万~10数万件に達します。
この中から、あなたの希望にマッチする会社を見つけ出すのです。
失敗しない方が逆にスゴイと思いませんか?
ネットの口コミとか転職サイトの転職成功例など、表には出てきませんが、転職に失敗したと思っているけど黙って仕事をしている人は、山ほど居ます。
それがよくわかるのが、居酒屋です。
居酒屋で飲んでいるサラリーマン風の人の会話を聞いてみて下さい。
会話の90%くらいは仕事、上司、部下、得意先等対する不満や愚痴、悪口です。
全てが転職経験者という訳ではありませんが、殆どのサラリーマンが、普段は言いたいことを言えず我慢したり、感情を押し殺したり、不満を抱きながら働いてるんです。
酒を飲むとそういう感情を押し殺す理性が無くなりますから本心が出ますね。
失敗して悔しかったり不満を持っているのはあなただけではないんです。みんな表に出してないだけです。
転職に失敗したと思ったらやるべきアクション
少しでも、あるいは無理矢理でも、あなた自身が「転職に失敗した」ということを納得できれば、次のステップは失敗を活かすためのアクションです。
あなたに合った場所(部署)を探す
まずは会社の中で、あなたが能力を発揮出来る場所や、あなたに合った仕事を探しましょう。
会社には色々な仕事があります。
その中に、あなたに合う仕事があるかもしれません。今の仕事や職種にこだわる必要は一切ありません。
興味がありそうな仕事があれば異動や配置転換の相談をしてみましょう。
理由としては、今の部署の人間関係が合わないとかでOKです。
会社にはたくさんの仕事がありますから、無理して今の仕事をやらなくてもいいです。
また、無理してギスギスした人間関係に参っているなら、そこを抜け出すように試みましょう。
声を出さないと、いつまでも今のつまらない仕事をやり続けることになります。
何故失敗したのかをきちんと分析して次に活かす
あなたの失敗は、何が原因だったのかをしっかりと考え、分析しましょう。
- 入社前に転職先をしっかり見極めれていなかった
- 内定をもらった勢いでそのまま内定受諾してしまった
- すぐにでも転職したかったので1社目の内定で決めてしまった
- 仕事内容を事前にしっかりと把握していなかった(面接等で聞かなかった)
このほかにも何か思い当たる節がありませんか?
1つに追求する必要はありません。いくつかの原因が絡み合っているかもしれません。
失敗には必ず原因があります。原因を把握すれば、次同じ失敗をしない対策をうてます。
今の会社で、あなたに合いそうな仕事が無いとか、今の環境を変えてもらえなさそう、という状況なら、もう踏ん切りをつけて次に進むのもアリです。
その場合は、なお、しっかり分析しておきましょう。
失敗したけど前を向いて進むあなたの次の手段
失敗は理解した、だけど今の会社では、長く働けない(働くつもりがない)、ということでしたら、迷うことなく再度転職の道に進みましょう。
まずは過去にも利用したかもしれませんが、転職エージェントへ相談してみましょう。
【リクルートエージェント】、【パソナキャリア】、あたりですかね。
ただ、転職してからすぐに再度、というのは転職エージェントとしても悩みます。企業に対して紹介する際、ポジティブイメージを持たせることが非常に難しいからです。
もしあなたが採用する立場で、応募書類を見て、転職後1ヶ月くらいで再度転職しようとしていたら、どう思いますか?
「え?なんで?」と思うと同時「ウチで採用してもまたすぐ辞められるんじゃないか?」と思ってしまいますよね。
短期間での転職の場合はこのようにマイナスなイメージを持たれて面接すらたどり着けないケースがあります。
上記エージェントに加え、就職Shopにも登録・相談してみてはどうでしょうか。
就職Shopは書類選考無しという点が他の転職サービスと異なります。
短期での再度の転職が、書類選考で不利になる可能性があるので、就職shopにも相談してみて、求人があるかどうか確認してみましょう。
※社会時未経験や新卒、フリーター等の文字がサイトには多いですが、通常というか、一般的な転職にも対応しています。
面接までたどり着ければ、あなた自身をもってアピールしたり、あなたの能力・スキル・モチベーションを熱く語れます。
転職失敗を受け、次のステップに短期間で進むときは、登録してみましょう。
他の転職サイト転職エージェントも並行して利用し、使い分けすればなお良いです。
さいごに
転職の失敗は、ライフイベントにおいては、かなり大きな事件です。
しかし、それをネガティブにとらえるのは、最初だけにしましょう。
しっかり失敗を受け止め、理解し、次に何をすべきか考えましょう。
そうしないといつまでも失敗をひきずっていては何も改善しないし、前にも進めません。その場に留まり続け、悔やみ続けて何か改善しますか?
ただ悔やみ続けるだけでは何も変わりませんし、ネガティブ志向になって負のスパイラルに陥ります。何も良い事ありません。
そうならないためにも、転職に失敗したと思ったら、
- 失敗を受け止める
- だけど、我慢して今後長く働けるところかどうかを分析する
- 別部署に異動すれば失敗を取り戻すような仕事が出来るかなど、社内を調べてみる
- もう今の会社に見切りをつけて次に進む
という行動をとりましょう。
何にしても、前に進むようにしましょう。
失敗は成功のもとです。
失敗を次に活かせるように、前を向いていきましょう!
↓再びの転職を目指す方はこちらからどうぞ↓