飲み会、ゴルフ、部署等での旅行など、会社で行われるイベントは色々あります。
楽しい事もありますがあ、大半は行きたくないと思ってますが、あなたもそう思ったことはありませんか?幹事なんてさせられたらもう最悪ですよね?
楽しくもないし、時間もお金も費やさないといけないその苦痛、わかります。
この記事では、そんなイベントは全部堂々と欠席したらいいという事を、実際全部欠席している私がその実践方法をもとにご紹介していきます。
もし、有無を言わさず強制参加させられているようでしたら、その場合の打開策も紹介しています。
嫌だ、面倒だと思う会社のイベントは全て欠席しよう
気乗りしない飲み会や、お金のかかるゴルフコンペ等、会社で開催される交流会的なイベントは、基本的に欠席してしまいましょう。
理由なくなんとなく行きたくない、というあいまいだったり直感的な感じでも、全く問題ありません。
直感というか、説明のつかない第六感的な感じ方は、だいたい正解です。
あなたの直感を信じ、断りましょう。
また、こういう時に限って、無理してイベントに参加すると「やっぱ来なきゃよかった」と後悔しか残りません。
しかし、勢いでもいいから断ってしまっても、「断らない方がよかったかも」とは、不思議とあまり思う事がありません。
第六感というか直感が正しい証拠です。
「イベント欠席したら、付き合いが悪い、と、仕事や評価に影響が出るんじゃないか・・・」
そんな不安もよぎりますよね?
もしイベント欠席で仕事や評価に影響が出たら、その会社は辞めることを考えた方がいいです。
よく考えて下さい。
イベントは仕事ですか?
違いますよね?
仕事じゃないことをやらないだけなのに、仕事や評価に影響が出るって普通に考えてありえません。
もし、それが原因で例えば評価が低いと言う場合はあきらかに無理矢理な理由で低い評価が付けられてます。
私が一度あったのは、(後日クレームして評価を直してもらいましたが)、「〇〇の仕事が未達だった」と言う理由で、評価のランクを普通より低い結果(=ボーナス査定と昇進に影響)となったことがあります。
しかし、未達だった仕事は目標のうち微々たるものだし中心的仕事ではなかったのです。そこが未達だからといって全体の評価が下がるのはおかしいですよね?
ちなみにこの件は会社でかなり問題になり、評価を下げようとした上司は厳重注意を受けてました。
このように、もしあなたが会社のイベントを欠席しまくって仕事や評価に影響が出る場合は、簡単に見抜けますし、オカシイと言えば、修正されます。
そのような評価をした上司も処分対象になる場合もあります。
スキを与えず確実に断れる断り方
会社のイベントを断る時は、勢いよく、堂々と、当然のように断りましょう。
会社のイベントを断る時は、多少なりとも、
「申し訳ないな」だったり、
「嘘でもいいからしっかりとした断る理由を考えないと」
と思いますよね?
ただ、そういう断り方をすると、次は参加できるよね、参加してよね、という返しがきます。
人間の心理として、断ると「次は断りにくいな」という心理がはたらきますし、断られた側は、「次は断らないだろう」という心理がはたらくためです。
こうなると、次のイベントは参加しなければならない感が強くなってしまいます。
ではどうすればいいかと言うと、
「断るのが当たりまえ」ということを自己暗示のように言い聞かせるのです。
極端ですが、例えばゴルフコンペの参加依頼に対しては、
「参加しません。当然でしょ。なんで楽しくもないのに休日も自分の金も使わなきゃいけないの?」
くらいの勢い、スタンスで断る事が重要です。
ここまでくると、断られた側も「お、おおう、そうか。わかった」となり、次の誘いもしづらくなります。
少々強引ですし相手には悪い気もしますが、この断り方はバツグンの効果です。
私も実践しています。
年1回例えば忘年会くらいは参加しますが、新年会は速攻で断りましたしゴルフコンペは部長や課長も参加でしたが迷いなく「無理です」と言って断りました。
他に誰が参加していようと関係ありません。
ここまである意味強気に断ると、それ以上は突っ込めないオーラが出てきます。
そうすると、断られた側は、先に書いた「次は参加してくれるだろう」ではなく、「次も誘ってもどうせだめだろうな」という心理状態になってしまいます。
参加してくれるだろうというスタンスで誘ったのに秒速で結構強気に断られるのですから、誘った側は、心理的なダメージがかなり大きいです。
そうすると、断られるのが怖いという心理状態になってしまうので、次以降は断られる前提での誘いにスタンスが変わります。
先に書いた通り、相手には申し訳ないですが、この強気な勢いのある断り方が、相手にスキを与えない効果的な断り方です。
行きたくないイベントに参加するメリットはゼロ
行きたくないのに、無理したり、あるいは上司や同僚の目を気にして無理して参加することによるメリットは一切ありません。
時間とお金が無駄
例えば飲み会では短くても2時間、安くても3~4千円程度はかかりますよね?
2時間あれば仕事のひとつやふたつ出来ますし、本を読んだり、ジムに行って汗を流したりと言う事もできます。
早い人でしたらブログを1記事くらい書けるのではないでしょうか。
また、3~4千円あれば、ビジネス書を2~3冊は買えますし、ちょっと高めのランチも2回は出来ます。
その大切な時間とお金を、行きたくもない飲み会に費やすと思うと、どうですか?
めちゃくちゃもったいない感じしませんか?
飲み会を例にしてしまって申し訳ないですが、私は飲み会に一切行かない理由はこれです。
時間もお金も無駄にしてしまうからです。時間もお金もかけてるのに、得るものはゼロ。いや、後悔の念を得ているのでむしろマイナスです。
メンタル的なダメージもある
先に少し書きましたが、行きたくないイベントに参加して得るものは、後悔の念です。
「やっぱり参加しなきゃよかった」
と思うと、あなた自身が決めて参加したのに全く楽しくないし時間もお金も無駄にしたとなると、結構メンタル的なダメージを受けます。
イベントへの参加はあなた自身が決めることです。あなたが決めるがゆえに、その結果に対してマイナスな事があると、無意識にあなたがあなた自身を責めてしまいます。
イベント参加が強制だったり、欠席したら仕事や評価に影響が出る場合
飲み会やゴルフコンペは強制参加(上司からの圧力もあり)、また、欠席したら仕事や評価に影響があり会社はそれを黙認、となると、先にも書きましたが、その会社は辞めた方が良いです。
無理に参加させられるほど苦痛なことはありませんよね?
そして、無理に参加させられるのに、時間もお金も費やしてしまう。
もったいないの一言では済まないくらいもったいないですね。
もしあなたが今働いている会社が、イベントの参加が強制だったりするなら、転職サイトへの登録や転職エージェントへの相談を行い、次の働き先を探しましょう。
パソナキャリアは97%という高い転職満足度を誇る転職支援企業ですので、こちらでも相談いただくと良い求人を紹介してくれますよ。
また、JAICという転職支援サービスでは、転職候補となる応募先について、無理矢理イベント参加させられないか等人間関係や公私の区別、社内の雰囲気、有休の取り易さなどをこまかく事前に教えてくれます。
転職しても同じような会社だったら嫌ですよね?
その不安はパソナキャリアやJAICを利用することで解消できます。
さいごに
古い体質の会社ほど、飲み会やゴルフコンペ等のイベントに社員を参加させることで、コミュニケーションを取らせ、人間関係を円滑に、と考えている事が多いです。
確かに、同じ釜の飯を食う、盃をかわす、ゴルフはゆっくり話す時間が取れるという点では、良い人間関係を構築するためには非常に重要な手法です。
だから、接待も酒を飲みますし、ゴルフもするんです。
ですが、それは得意先や顧客との関係であって、会社内で必要かと言われると、私は全く要らないと思います。
仕事の一環でもないし、イベントの費用を会社が負担してくれるわけでもありません。
時間もお金も、あなた自身が使いたくない事に使わなければならないと考えると、オール欠席で問題無いと思いますよね?
堂々と欠席しましょう。そして欠席するときは、申し訳ない感を出さずに、「欠席します。当たり前でしょ」くらい強気で言い切ってしまった方が、逆にあと腐れありません。
普通はそれで通りますが、会社によっては有無を言わさず参加させられたり、欠席すると無理矢理な理由で仕事に影響が出たり、評価に影響が出たりすることがあります。
本来おかしなことですが、現実にはあり得る事です。
もしそのような被害を受けたら、その会社は、コンプライアンスどころか、公私の区別もつけられない、やばい会社です。
見切りをつけて他の会社へ転職する事を視野に入れましょう。
その時は転職エージェントの力を借りることで、仕事以外の点についても考慮した転職先を紹介してくれます。
強制参加の社内イベントのような、全く不要なものに時間もお金も割かなくていい会社を見つけて公私ともに充実させられるよう願っています。