ここ1年、かなりテキトーに仕事をしました。
ただ、テキトーと言ってもやることはやっているし、結果も残している中でのテキトーです。
どのくらいテキトーかというと、会社には行かない、空いた時間にブログ書いている、最低限の仕事しかしない、って感じです。
このブログでは脱社畜を目指してますが、辞めるのではなく最低限の仕事で最大限の恩恵を受け取ることを目指してます。
結果、1年くらいテキトーにやった結果、成績は大幅に伸び、ボーナスは以前の2倍に膨れ上がりました。
どんな感じでテキトーにやりつつ成果を残したのかご紹介します。
チームメンバーの仕事をあなたがやる
チームメンバーの仕事を率先してあなたが対応していきましょう。
といっても仕事を奪うのではなく、出来ることを出来る範囲でやる程度で問題ありません。
チームメンバーが他の仕事も抱えていて余裕がないのに、「その仕事は俺の担当ではない」というドライな事はやらない方がいいです。
少々負荷があがりますが、ちょっとでも何か救いの手を差し伸べましょう。
もちろん、あなた自身がめちゃ残業が多くて辛い場合はそこまでする必要はありませんが・・・。
私自身、あるプロジェクトで、プロジェクトリーダーがかなり大変な時期があったので、私で出来る事を対応しました。
その仕事は正直私も深い知識は無いので、表面だけのものというか、中身が伴ってないものになりましたが、多少はリーダーの負荷を減らせたかなと思います。
結果、そのリーダーは、私のその対応をすごく評価してくれて、それ以降、だいたいのお願いを聞いてくれるようになりました。結構無理なこと言っても聞いてくれるようになりましたね。
また、私の仕事も手伝ってくれるようになりました。
少なからず恩を感じたのでしょう。
そうなると相互補完の関係が成り立つので、私が何もしなくてもリーダーが頑張ってくれて、結果私の成績にもなるといういい循環がうまれました。
目標設定を低めに設定する
目標設定を、バレない程度に少々甘くなるようにいろいろと裏工作をしました。
目標設定をする際に、どの程度の成果を出せるかという話し合いの時にあなたが持つデータを少し低く見ておくのです。
具体的に言うと、私は営業なので、売上が目標として設定されます。
そして、システムには、案件と売上金額がデータとして入っており、そこには案件としてどの程度正確か=受注できそうか、を4ランクくらいで選ぶ仕組みになっています。
たいていの案件を低めに設定しておくのです。
そうすれば、目標設定時点ではその状況を見て考えるので、その時点で、少し背伸びすれば達成できるレベルであっても、実際は余裕をもって達成できるレベルの目標になります。
実際、目標設定の時点で、既に達成は見えている状態でしたが、何も言われる事なく目標設定が終わりました。
加えて、いつも通り仕事をしていたら、いくつかビッグウェーブが来て、想定より多くのプロジェクトを受注できたというラッキーもありましたが、達成率が190%くらいまで行きました。
少々行き過ぎたかなという思いもありますが、上記のとおりラッキーなビッグウェーブもあったということで、わざと低めに設定したという事はバレずに済みました。
プロジェクトマネージャーに任せておけばいい
プロジェクトが開始したら、営業の出番は少ないです。というかほぼありません。
定例ミーティングや報告の場、幹部クラスへの状況説明などに出るくらいで、頻繁にはありません。
プロジェクトを管理し、前に進めるのはプロジェクトマネージャーの仕事であり、営業は関与するところではありません。というか関与しようにもできません。
ですので、あまりそこに私自身の工数をかけなくてもいいのです。というかかける必要が無いし、仕事の分担としても工数をかけて何かできる訳ではないのです。
プロジェクトマネージャーに任せておいて、順調に進み、プロジェクトが契約終了すれば、成績に反映されます。めちゃ楽ですよね。
プロジェクト進行中はほとんど何もしなくていいのですから。それでいて自分の成績になる。効率的にも非常に良いです。
プロジェクトマネージャーとたまに会話するなどコミュニケーションとっておけば、問題があっても早期に発見できますから、あまり大きな事にはなりにくいです。
ちなみに、今私が対応しているプロジェクトは9割くらいはプロジェクトマネージャーに任せてます。それで問題ありませんし、プロジェクトも進むし、私の成績にもなります。
社内の仕事は、評価や成績に関連する仕事だけ引き受ける
仕事、特に社内の仕事は、ときどき、あなたの評価や成績に関わらないようなことをやらされたようなことありませんか?
目標設定をやっても、それを設定したあとに仕事を追加されたりして、しかもそれが目標設定に含まれていないとなると、無駄な仕事になりますね。
時間を取られて仕事をするのに、評価や成績に一切反映されない。
無駄もいいところです。
また、そういった事に時間を取られると、有休がとれなくなったり無駄な残業が多くなたりしてしまいます。
何か追加で仕事をふられた場合は基本的に断るようにしましょう。
「私はもう手いっぱいで余計な仕事はできません」と言い切るのです。
もしそう言い切っても「いや出来るでしょ。大丈夫だよ。」なんて言って無理矢理仕事を押し付けるのはパワハラです。パワハラですよって言い返してもいいんじゃないかと思います。
私は余計な仕事は断りました。上司だろうが誰だろうが断りました。
だって成績に入らない、つまり評価されない仕事ですから。ボランティアじゃないんです。
加えて、残業もそこそこありましたし有休もとれてない状態だったのでそれを突き付けて、まだ仕事させますか?と言い返してやりました。
どう思われようと関係ないですし、今の仕事で負荷が高い状態ですから何も間違ったこと言っていないので、堂々と突き返してやりました。
自分でやった方が早いと思ったらやればいい
上記と少し相反するかもしれませんが、あなたの担当外の事や、誰かに依頼しないといけないことでも、あなたがやった方が早いと思えば、それはあなたがやりましょう。
その方が時間が節約できるということですから、メリットは出ますね。
私の会社でも、アシスタント役みたいな方から、「色々な手続きを代行します」みたいなメールが来て、こうやってくださいという手順が書いてありますが、5秒くらい読んで何をどうしたらいいのかざっぱりからないのでその時点で、代行依頼はしないことにしました。
事務やアシスタントの仕事だと言われることもありますし、彼らの仕事を奪うことになりますが、あなたの時間を優先しましょう。
サクっと依頼できるならやりますが、この手順に従って依頼してくださいみたいな面倒な手続きが入ると、それやっている間に頼みたいことは終えられたりします。
加えて、依頼しても「これでよいか確認してください」という確認作業が入ります。また、依頼してもミスがあるとやり直しになってお互い時間がかかって何のメリットもありません。
誰かの仕事かもしれませんが、時間を優先して、自分でやった方が早いなら、自分でやってしまいましょう。
とにかく無駄な時間を無くす
時間を有効活用し、無駄な時間や何もできない時間を極力減らします。
例えば、私の場合、通勤時間を無くすため、何も予定が無い時や集中して作業したいときはテレワークやリモートワークを活用しました。
また、昼食も同僚や先輩上司から誘われますが、その時間はウダウダと無駄な話になり1時間損しますので、それも断りました。
もともとあまり食に興味がないということもありますから、仕出し弁当を前もって買っておいたり、コンビニや食堂でサクッと澄ませて時間を無駄にしないようにしました。
さいごに
仕事は基本、増えていく一方です。
しかしその上でも成果や結果を出さねばなりません。とはいえ、四六時中仕事しているような社畜的な働き方はしたくないですよね。
その場合、自分以外の誰かの力をうまく利用する、そもそも目標を甘めにシレッと設定する、無駄な仕事は引き受けない、無駄な時間を省く、ということを徹底しましょう。
これらをうまく組み合わせることで、時間と労力を有効活用できますから、効率的に成績を残すことが出来ます。
私はこのやり方で、良い評価を得て、ボーナスは普通の人の2倍もらえる評価を獲得しています。
あなた一人の時間も労力も限界があります。そして限界まで酷使すると大変です。
利用できるものは利用し、時には腹黒い手を使っても、楽に結果を残せるようになりましょう。