仕事に楽しさや面白さが見いだせなくて、毎日仕事に行くのが憂鬱だったり、そのせいで朝起きるのがめちゃくちゃ辛い、なんてことありませんか?
何でもいいから憂鬱な気分をなくす方法が欲しいと思ってしまいますよね。
ここでは、気持ちや考え方によって、憂鬱さを紛らわせたりする方法をご紹介します。
加えて、仕事面でもなんとか楽しさを見出して、仕事でのストレスを減らす方法もご紹介します。
毎日が憂鬱なら実践してみてください。
仕事が憂鬱なのは、あなただけではなく大半が憂鬱だと思っている
まず、仕事に行くことが憂鬱なのは、あなたに限った事ではなくて、大半のサラリーマンが憂鬱だということを理解しましょう。
仕事そのものがつまらない、風通しが悪くギスギスしていて息苦しい、人間関係が良くなくてハラスメントが横行している、などなど、仕事が憂鬱になる原因は誰にでも近くにあります。
むしろ、そういったことが無く、憂鬱なんて無縁、という人は一握りです。
仕事だー!イエーイ!!なんていう人は稀に居るでしょうが、私は出会った事がありません。
あなたの周囲や同僚、あるい通勤中の他のサラリーマンを見てみて下さい。
ギラギラした目をしていて、やる気に満ちていて、仕事がしたくてたまらない!と思える人が見当たりますか?
多分見当たらないと思います。
だいたい覇気の無い無表情な感じじゃないでしょうか?
そう、みんな仕事は憂鬱な気分になるものなんです。
では何故、就職活動や転職活動を乗り越えて働いているのに憂鬱になってしまうのでしょうか。
仕事が憂鬱に感じてしまう原因
仕事内容やイメージしていた社会人像が違っていた
新卒の方は晴れて社会人に、転職組は何か意思を持って今の会社に入っていると思いますが、なんとなくイメージや思い描く社会人像が、違っていたということが原因のひとつです。
あなたも思い当たる節がありませんか?
例えば、
- 新卒採用で第1希望の会社に内定し希望に満ちて入社したけど雑用ばかりでつまらない
- 中途採用で即戦力として期待していると言われたのに何故か補佐役で実力を発揮できる仕事じゃなかった
- 外からは優良企業で人気なのに中では全然そうじゃない
等など。
人は、思い描くイメージとのギャップが大きい程、精神的にも影響を受けやすいです。しかも思い描くのは基本的に良いもの、前向きなもの、明るいものです。
そのため、特に、ネガティブなギャップはそれだけ精神的にもマイナスなインパクトを与えます。
更に、良くて前向きで明るいイメージを描いていたものもあなた、マイナスなインパクトを受けたのもあなた、となり、全部自分が悪いんだ。。。と錯覚していまします。
「こんなはずじゃないのに。。。」
と思ってしまう上に、責任は自分にあると思ってしまいます。どんどん憂鬱になっていきます。
仕事が全然つまらない、面白みが無い
そもそも根本的に毎日の仕事内容が全くつまらないものであったり、指示されたことだけやらされたりすると、モチベーションは下がり、やる気も無くなります。
面白くない、つまらないことをやる事は気持ち的には楽しさは全く感じません。
「でも、ただ仕事してたらいいから楽なんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、そうした小さなネガティブ感情が少しづつ積み重なっていくと、最初のころは粛々と仕事をこなしていても、気分が徐々に沈んでいき、
「ああ、またあのつまらない仕事を1日やるのか・・・」
と憂鬱になってしまいます。
日々では感じにくいですが、しばらく経つと蓄積されていきます。
人間関係が悪かったり風通しが悪くて嫌だ
人間関係が悪くてギスギスしていたりすると、それだけでも気分が沈み、仕事に行くのが憂鬱になります。
【どこで働くか よりも 誰と働くか が重要】
という言葉を、あなたも聞いたことありませんか?
場所や仕事内容よりも、どういう人間と一緒に仕事をするかで、経験やスキルに差が出るし、モチベーションも上がるというものです。
それほど、仕事をする上で人間関係というのは重要なんです。
仕事は1人ではできないから、あなたも誰かに協力してもらわないといけませんし、誰かもあなたの協力を必要としています。
なのに、会社での人間関係はぎくしゃくしていて、責任や仕事を押し付け合ったり、本質から外れた指導ばかりされるなど、重要なはずの人間関係が悪いとやる気が失せていきます。
仕事が憂鬱だと思う、感じるときの対策5選
仕事をゲーム感覚で、してみる
つまらない仕事を面白く感じるように、あなた自身の気持ちを切り替えるのは非常に難しいので、ゲーム感覚でやってみるなどしてみましょう。
例えば、
- 今からスタートする仕事を1時間でどこまで出来るかタイムトライアル
- 企画書や稟議書を何も考えず適当に書いたら承認されるのか
- 過去に指摘を受けた点をあえて再現したら上司はどんな反応をするのか
など、無理矢理でもゲームっぽくしてみると、つまらない仕事でも多少は面白く感じるようになります。
色んな人の人間観察をしてみる
少しの時間、仕事から離れて、周囲の人間観察をしてみると気がまぎれます。
特に、人のクセを見抜くというのは非常に面白いです。
口癖や手の動き等何か特徴的なものを探してみましょう。
私も仕事がとてもつまらない時にやってみました。
その時は、上司の口癖が打合せ中にどのくらい言われるのかカウントしていました。(結果1時間程度の打合せや説明で、200回以上言っているという衝撃的なものでした(笑))
また、あなたの席の前や横の人が普段何をしているのかじっくり観察してみるのも楽しいと思います。
ずっと見続けていると怪しいので、10分くらい休憩している感を出しながら観察してみましょう。
実は仕事しているふりして全然してない、残業しているけど後ろをさりげなく通ってみたらネットサーフィンしていたなど、真面目に見えってサボっている人が居るのに気づくこともあります。
じっくり相手を見る機会はあまりありませんから、それだけでも少しは会社に来るのが楽しくなるんじゃないでしょうか。
仕事以外で平日夜や週末の楽しみを見つける
ありきたりですが、仕事以外で、あなたが何か楽しめるものを見つけることです。
何でもいいです。
仲の良い友人と飲みに行ったり、何か趣味があればそれに時間もお金もかけてみたり。
「そんなこと言われても特にこれと言った趣味がない」
「仲の良い友人が居ない」
「いちいち約束取り付けるのが面倒」
こんな場合は、無理しなくて良いです。
「何もしない」「とにかく寝る」
などでも良いです。あなたが楽しかったり、ストレスを感じなかったり、何にも考えなくていい、というのが重要です。
私も一時期、「週末何もしない」と言うのをやったことがあります。
朝起きる→朝食→その後テレビやネットサーフィン→昼食→昼寝→テレビやネットサーフィン→夕食→またまたテレビやネットサーフィン→風呂→寝る
なかなか廃人というか引きこもりと言うか。
今考えればもったいない時間の使い方ですが、それでも何も考えず心身を休める事ができたので、土日のどちらかは、こんな風に過ごしていました。
思いっきり泣くか思いっきり笑うか どちらかする
手段は何でもいいですし、泣くか笑うか両方でもどっちでもいいです。
要は、感情を表に出すことです。
気持ちが憂鬱な時、このように泣いたり笑ったりすることは、メンタル面にとても良い影響を与えます。
例えば泣くことに関しては、涙を流す際、一緒にストレス物質も流されていきます。
一度試してもらえればご理解いただけると思いますが、泣いた後、何か気持ちがスッキリした感覚を持つと思います。
泣く方法は何でもいいです。ネットで、泣ける映画やドラマを探してレンタルするのもいいです。
私はTSUTAYAで色々借りて泣きまくりました。
また、笑う事に関しては、ストレス発散だけではなく、笑うことで気持ちそのものが前向きに感じられます。
憂鬱な時はどうしても気持ちも沈んでしまいます。
出来るなら無理矢理でも笑うと、憂鬱さは軽減されます。
実際、笑いと健康の効果は認められており、ガンの患者が笑いまくったらガンが小さくなっていた、ですとか、老人ホームの方がお笑い等を見る人と見ない人に分けてみると、お笑いを見た方が、健康状態が良くなり、長生きしやすくなるという研究データもあります。
カウンセリングを受けてみる
臨床心理士などのカウンセラーと話をしてみる、いわゆるカウンセリングを受けてみましょう。
相手は「こころ」のプロですので、あなたの今の状態を聞き、どういったことをすればよいのか、どういった考え方を持てば気持ちが楽になるのか、などをアドバイスしてくれます。
私も受けたことがあるのですが、1回2時間程度で、ゆったりしたBGMが流れる落ち着いた部屋でお茶を飲みながらカウンセラーに話をします。
こちらから一方的に話すのではなく、カウンセラーが誘導してくれ、話をしやすい方向にもっていってくれます。
何をやってもダメで憂鬱な状態が改善しないなら転職も考えた方がいい
あれこれ取組んだけど、全然憂鬱な感じが無くならないのであれば、転職も視野に入れて考えてみればよいと思います。
とは言っても転職となるとグンとハードルが上がるように感じるかもしれませんが、まずは転職サイトに登録して情報収集してみると良いと思います。
登録したり、エージェントに相談するのは全て無料ですから、安心してください。
また、ただ情報収集するだけでも良いのか、と思ってしまいますが、それも安心してください。
転職サイトは複数登録して、転職先を探す人が多いため、情報収集目的で登録する方が、むしろ多いです。
パソナキャリアは私も登録した転職サイトで、パナソニック、三菱重工、みずほ銀行や、マイクロソフト、Amazon等、多種多様な求人情報があります。
また、エージェントに相談すれば、サイトで検索しても出てこない求人を紹介してくれます。
転職サイトに登録しておけば、いつでも転職先を探せますし、いざとなったら応募して本格的に活動開始出来ます。
色々と憂鬱を抜け出す為の行動される中で、どれもダメだった場合に備えて転職サイトへの登録も進めておきましょう。
さいごに
仕事が面白くなかったりあなたのスキル能力経験が発揮出来ない、人間関係がギスギスしていると、毎日仕事に行くのが憂鬱になります。
ですが、憂鬱なのはあなただけではありません。みんな口に出しませんが、殆どみんな憂鬱です。
憂鬱な気分が晴れないなら、
- 仕事をゲーム感覚にしてみて、少しでも楽しみを見出す
- 会社の人の人間観察をしてみる
- 仕事以外の楽しみを見つける
- 泣く笑う等感情を思いっきり表現してストレスを発散する
- カウンセリングを受けてみて、気持ちの整理をする
が有効です。
一度試してみてください
しかし、どうしても憂鬱感が無くならない時は、転職も視野に入れましょう。
あなた自身が考え方や感じ方を変えたり、ストレス発散をしたりしても変わらないなら、仕事や会社、そこにいる人が要因です。
あなたを変えるのは簡単でも周囲を変えるのは非常に難しいです。
ですので、あなたが変わる手段としての転職も考えてみることをおすすめします。