語学とか簿記とか、その他、仕事で活かせる資格というのは色々ありますよね。
だけど、余程の本業でなかったり、あるいは、その資格が無いと仕事が出来ないとかいう状況でない限り、資格は仕事においては無駄です。
つまり、仕事で活かしたい、とか、出世とか今後のキャリアのために、とか考えて取る場合は無駄です。
出世の条件とかにたまにありますが、それは取らざるを得ません。
それ以外の場合は、資格に時間もお金も割くのは無駄です。
もし、時間もお金も使うなら、手に職系の資格にすべきです。
仕事のために取る資格は無駄な事

- 仕事に役に立ちそう
- 出世している人はみんな持っている(取っている)
- キャリアプランのためにも取っておきたい
こういうマインドで資格やスキルを取るなら辞めた方が良いです。
無駄になるからです。
仕事で役に立つ資格は、正直、あまり無いです。
そりゃあ、弁護士やる人が弁護士資格無いとか、会計士やる人が会計士資格無いというのは論外です。
が、サラリーマンしている人にとっては、必要な資格って思いつくものはありますか?
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無いですよね。
最近は、出世というか、昇格(例えば課長に昇格する、とか、部長に昇格する、とか)の場合に、TOEIC600点以上とか700点以上とか設けているのはあります。
しかし、仕事を進める上での資格は特に不要です。
しかも、家やマンションを売る人には宅建が要りますが無くても仕事出来ますし、MR(Medical Representatives:医療情報従事者)もMR認定資格が要りますが無くても仕事出来ます。
資格が要りそうなものでさえも無くて大丈夫なのです。
なので、そういった専門職以外では、なおさら資格なんて要らないし、むしろ意味が無い無駄なものです。
仕事で活かしたい、と思って取って活かせたとしても出世しませんし、給料も増えることは無いです。
取ろうと思った資格と取ったからと言ってキャリアプランにプラスになるかと言われたら、部署異動とか転勤で一撃で意味ないものになります。
仕事のための資格は無駄です。
【実例紹介】仕事に活かせると思って資格取って無駄にした

資格が意味の無いものであり、無駄だと言い切れる背景として、私の実体験をお話ししましょう。
私は以前、とある超巨大な製造メーカー(名前を聞けば誰でも知っている、いわゆる有名優良企業)で、国内事業の企画を担当をしていました。
海外赴任とかは興味なかったが、グローバルな仕事したくて、海外事業部に行きたい、あるいは、海外をまたにかける仕事がしたいと思ってました。
上司とも相談しましたが、まずは語学力が無いと・・・ということで、まずは英語の学習を開始しました。
会社での目標設定にもTOEICのスコアを730点(=海外に駐在員として派遣可能なレベル)を掲げ、追い込みました。
通勤時間、休み時間、始業前、土日、全部英語の勉強に費やしました。(もともと教えられるより自ら勉強するほうが身につくので、講座等は受けませんでした)
もともと学生時代から英語は得意でしたがそれでも結構大変でした。が、その結果780点を獲得。
目標も達成したり、まあまあ高いスコアだとと思っていて、上司も評価してくれました。
しかし、その後の人事異動や組織変更で、海外事業部に配属されたのは、私よりも圧倒的に英語力の無い後輩でした。
また、当時の仕事で何か海外に関連するものを担当させてくれるかと思っていましたがそれも全く無し。
英語を使うシーンも無し。
おまけに、上司が評価してくれるから、多少なりボーナスとか昇格とかあるかと思っていましたが、それも皆無。
圧倒的にスコアの低い同僚と何ら変わらないくらい。
その時、何のために時間とお金を費やしたのか・・・ととってもむなしい気持ちになりました。
頑張って勉強しても活用するシーンが無いし、仕事に良い影響も無いし、昇格にも関係ない。
無駄の3連発でしたね。
私の経験のように、仕事上で活用できそう、とか、キャリアアップを目指そう、という理由で何か資格を取ったりするのは、辞めましょう。無駄に終わります。
資格を取ることだけではなく、そのために費やしたお金と時間という貴重な資源をも無駄にします。
だから、何か資格を取ったりスキルを得るのなら、今の仕事に活かせるものでなくていい。むしろ、興味があったり、手に職つけれるものとかの方が圧倒的にいいです。
別に仕事に活かせるものを取らないといけないという決まりも無いですからね。
もし時間をかけて勉強するなら、リアルに活かせるものにすべきです。
それなら取る価値は大いにあります。
というか、私がもし過去に戻れるなら、絶対、そうします。
お金と時間を投資すべき資格は、手に職つけられるもの

もし、何か資格を、と思っているのなら、手に職つけられるものが良いです。
私が当時、資格を取ろうとちうモチベがある時代に戻れるなら、知っていたなら絶対プログラミングを勉強しますね。
私自身、資格を取ることやスキルを向上させることを否定しません。
それが、今の仕事のために、となると無駄だと言っているのです。
だから、その資格を持っていれば一人でも、つまり会社を辞めても食べていけるような資格なら、お金も時間も投資する価値は大いにあります。
そのひとつがプログラミングです。
IT企業に働いている今だからこそ気づいたのかもですが、プログラミング等のITの知識や資格は非常に役に立ちます。
IT企業への就職はもちろんですが、フリーランスとして独立するとしても、非常に有効です。
かつ、IT業界においては人材不足が顕著です。
日本の人口が減っていますから、何処も人材不足は同じですが、IT業界は特に不足してます。
何故なら、ITの市場が伸び続けているにもかからわず、それに、人材が追い付いていないからです。
〇〇工学、とか、XX学等の専門的な事を学べる大学はありますが、プログラミング系は、メジャーではないというか、パッと思いつく学部として挙がってこないですよね。
正直、IT関連の業界やそれに携わる仕事をしないと、存在さえ気づかないかもしれません。それだけ、人材の基盤が出来上がっていません。
今後、エンジニアが足りなくなる=争奪戦になる=単価が高くても仕事がある、ということになります。
事実、今の会社でも、人材を確保するためには、以前よりも高いコストをかけなければならない状況になり始めています。
また、人材確保のため、これまではNGだった、フリーランスの活用も始まっています。
これまではパートナー企業と呼ばれる派遣会社に頼っていましたが、そこもコスト増と人材不足で限界が訪れ始めています。
そのため、プロジェクト単位で、体制の不足をフリーランスで補うようになりました。
まだ一部ですが、徐々に広まっていく可能性があります。
このように、プログラミング等が出来るシステムエンジニアの価値は高いですし、ニーズもあります。
優秀なエンジニアは奪い合いになります。そのため、単価が高くなります。
その単価に出が出ない企業は、多少スキルが下がっても、最低限のスキルさえあれば・・・という考えに意向するので、ハイスキルではなくとも、仕事が取れることがあります。
このように、プログラミングは非常にニーズが高く、価値もあり、引いては独立さえできてしまう資格(スキル)です。
これまで触れたことが無いのであれば、一度、お試しで触れてみるのが、一番です。
プログラミングのスクールは世にたくさんありますが、その中でも無料で説明会や体験会をしているものが以下です。
オンラインプログラミングスクール tech boost
DMM WEBCAMP
まず実際に体感してみて、感じ方によって、始める始めないを決めていけばいいです。
なお、無料の説明会や体験会に参加したからと言って、スクールに入らないといけないという事は一切ないですから安心してください。
まとめ
仕事のために取る資格やスキルは無駄です。
取ったとしても、実際に仕事で活かせるケースは稀で、出世にもプラスになることはほぼ無いです。
また、キャリアプランを描いていてそれに付随する資格だとしても、キャリアプランそのものが、転勤とか異動で一瞬で代わるからです。
結果、お金も時間もかけたのに活かせない、となってしまいます。
であれば、もっと有効な資格を取りましょう。
それが、手に職をつけられるもので、中でも良いのはプログラミングです。
IT市場におけるプログラミング、つまりシステムエンジニアのニーズは高いです。将来、ITの市場は伸びる予想ですから、求人は増える一方でしょう。
事実、私の勤めるIT企業でも人材不足は顕著ですが、ビジネスの規模は年々大きくなっています。
チャンスのある市場です。
せっかく時間とお金をかけて勉強し、資格を取るなら、有益なものにしましょう。
会社のためとか仕事のためとか一切考えなくていいです。