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転職で生涯賃金が下がる時代は終わり!恐れず一歩を踏み出そう

転職をしようとしても、「転職貧乏」などのように、転職したら年収が上がっても、サラリーマン人生全体でとらえると、生涯で得る賃金が下がるというのは耳にしたことがあると思います。

 

1つの会社、もっといえば、新卒で入った会社に長く一生勤めあげることが、最も収入面で安定しているというものです。

 

しかし、本当でしょうか?

 

転職して年収が上がれば、そうでは無くなる可能性が高いですよね?

新卒で入った会社に長く居ても冷遇されたり出世コースから外れたら、一生冷や飯を食うことになりますよね?

 

今や、最初に入った会社に定年まで勤めることが、当たり前ではなくなりました。

 

とはいうものの、未だに巷で聞かれる転職により生涯賃金の低下は何が原因なのか、探ってみましょう。

転職で生涯賃金が下がると言われた理由は「退職金」にアリ

転職によって、生涯賃金が下がると言われている背景には、日本企業によくある退職金が大きな影響を受けていると言えます。

 

年収という視点でみれば、現状に対してどの程度増えるのかはわかるはずです。

 

ただ、福利厚生が良くないなどの理由で、支出が増えてしまうようなことがあれば、年収が増えても手取りは減るということになります。

 

 

ですが、福利厚生についても事前に把握できますから、生涯賃金に大きな影響を及ぼすかと言われると、答えはNoです。

 

では何が生涯賃金に影響を与えているのかというと、退職金です。

 

文字通り退職金は、長年勤めた功労として、企業が退職者に払ってくれるものです。

 

勤務年数が長ければ長いほど、高額になる傾向があります。

 

転職をすると、1社での勤務年数が短くなりますから、勤務年数に比例して増えて行く退職金は、必然的に減ることになります。

 

これによって、生涯賃金が下がると言われているのです。

 

 

退職金が無くなるのも近くない??

退職金は、そもそも無くても問題無いものです。ボーナスと同じです。

 

つまり、会社が、あなたのような従業員に支払うべきものとして、必須なものではないのです。

 

そのため、会社の業績が悪くなったりしたときは、給料とともに真っ先にカットされる対象になりえます。

 

ですから、退職金をアテにして転職しても、あなたが退職するころには半分になっているかもしれません。むしろ無くなっている可能性さえあります。

 

近年、不祥事があったり、大幅な赤字業績により、退職金の一部カットが実際日本の企業でも何件も発生していますよね。

 

明日は我が身です。

 

また、退職金の制度は会社によって違いますから、勤務年数が短いからといって、退職金が減るかというと、それは言い切れません。

 

30年と5年とかで比較したら、当然差がでますが、30年と25年とかだとあまり変わらないですよね。

 

加えて、会社を辞めて転職するので、転職前に、退職金をもらえますよね?

 

それを考慮してちゃんと計算すれば、大きなズレは出ません。

 

転職で生涯賃金が下がることはあまり無い

このとおり、転職によって生涯賃金が下がると理由として、勤務年数に比例して増える(事が多い)退職金の存在が大きいと言えます。

 

そして、昨今の企業の業績や世の中の流れを踏まえると、退職金の在り方そのものが変わってくる可能性があります。

 

長く勤務して会社に貢献しても、その時々で退職金の割合が減らされる可能性もありますし、そもそも退職金があるのか、という時代になる可能性だってあります。

 

そのため、転職に際しては、年収が今よりもアップしているか、福利厚生が手厚いか等をしっかりと把握しておけば、手取りは確実に増えますから、転職貧乏にはなりません。

 

ただ、事前に、そして確実に把握できる情報とはいえ、まだ内定もらっていない段階で、福利厚生や年収の事を聞くのは、なかなか勇気が要ります。

 

そんな時は転職エージェントの力を借りて転職活動をすすめることで、問題がクリアになります。

 

転職エージェントは、あなたの転職支援だけでなく、内部事情や福利厚生などの情報をあなたの代わりにヒアリングしてくれてあなたにフィードバックしてくれます。

 

私も転職したときは全てエージェントを活用しました。

 

転職エージェントのサービスは世の中にたくさんありますので、1つに限定せず、複数活用しました。それぞれ強みがありますし、特定のエージェントしか扱っていない求人もあるためです。

 

メジャーどころとして、いくつか登録しましたが、最終的には【リクルートエージェント】
【パソナキャリア】に絞って並行活用しました。

 

どちらも求人数は業界トップクラスですし、転職エージェントとしての知名度も高いです。

【パソナキャリア】は満足度が極めて高く、老舗ゆえに、【パソナキャリア】でしか扱っていない求人もあります。

 

また、【リクルートエージェント】は、知名度が非常に高いですから、それに伴って、求人数も非常に多いです。

知名度が高い=多くの転職希望者が居る=優秀な人材を確保しやすくなる、というサイクルがあるからです。

 

 

こうして転職エージェントを活用すれば、あなたからは直接企業に対して聞きにくい情報である、年収や福利厚生の話は問題無く把握でき、転職貧乏になる可能性も減らすことが出来ます。

 

加えて、本来の目的である転職の支援もしれくれます。

 

二度おいしいですね。

転職エージェントへの相談はこちらから無料登録すれば可能になります。




 

さいごに

転職したら、サラリーマン人生で得られるお金は、1社に勤めるよりも下がる、という生涯賃金減る説は、無いモノと考えてよいです。

 

 

一番大きな影響は退職金ですが、それも、会社によって制度が違うので一概に減るとはいえてない、そもそも定年の際に退職金制度が存在してない可能性がある、という現状があります。

 

また、退職金制度もあり、年収はアップし福利厚生が良いという会社に転職出来れば、転職貧乏とは正反対の転職リッチになりますね。

 

きちんと考えて、行動すれば、転職貧乏にはならないということが、お分かりいただけたかと思います。

 

情報に惑わされず、あなたの想いを貫き、そこにきちんとしたリサーチが必要なのです。