出産は本当に命懸け。私の妻が産後に死にかけたおはなし

出産は命懸けというのは、耳にしたことがあると思います。

ですが、実際に死にかけた場面に直面したことはありますか?

こうお伝えすると、

  • 出産後、急に血圧が下がって・・・
  • 出血が多くて・・・
  • なかなか子供が産まれなくて母子ともに危険な状態になって・・・
  • 何十時間もかかって・・・

というような内容を思い浮かべると思います。

こういったケースが多いからですね。

 

しかし、実際は、このような、出産の最中、直後、直前だけではなく、出産後しばらく経ってから、というケースもあります。

私の妻が実際そうでした。

 

この記事では、改めて出産が命懸けであることと、私が体験した、妻が出産後しばらく経ってから死にかけたことをご紹介します。

少しでも備えになるのであれば嬉しいです。

 

出産は本当に命がけ

女性が子供を産むということは本当に命懸けです。

とはいうものの、私自信は男なので、実際にその大変さ、痛み等を体験できません。

聞いたところや、調べた情報でした書けませんが、実質的な骨盤骨折、おマタが裂ける(正確には、変に裂けないため医師が故意的に裂く)、胎盤というひとつの臓器みたいなものがごっそり無くなる、なかなか産まれてこないと鉗子とかいう大きなシャモジはさみみたいなのを突っ込んで引っ張り出す・・・。

うーん書いているだけでも痛くなってきます。

加えて陣痛もありますよね。どこまで本当かわかりませんが、一説だと、男のアレが破裂するより痛いとか、男が経験すると痛すぎて耐えられなくて死ぬともいわれてますね。

それくらい壮絶なんですね。本当に命懸けです。

 

でもここまでは、ネットや本で調べたら出てくる情報です。

ですが私の妻は、あまり情報として無いシチュエーションで死にかけました。

 

特に何か役に立つ訳ではないかもしれませんが、実際に妻が死にかけたシチュエーションは、あまり情報としてなかったので、少しでも誰かの役に立てばと思って書きます。

 

 

妻が死にかけた一連の流れ

出産そのものは大変だったけど無事に終える

なかなか長時間かかりましたが、分娩室に入ってから3時間くらいで、妻は無事に男の子を出産しました。

出産後、特に出血がひどいと言う訳でもなく、処置や縫合もスムースにいったので、初授乳をさせたり、落ち着くまで分娩台に居ました。

無痛分娩をしていたので、麻酔がしばらく効いていることもあり、まどろんでいるというか、ぼんやりしているというか、そんな状態でした。

ようやく麻酔が切れ、妻も意識がハッキリしてきて、しっかりと子供を抱いて、実感を得たりしていました。

そして、出産を終え、しばらくしてトイレに行くのです。トイレに行ってちゃんと出たら、部屋に戻ることになっていました。

その後は部屋でゆっくり、となる予定だったのですが、死にかけたのはこのあとです。

 

トイレで失神してぶったおれる

妻は点滴を吊るした転がすヤツ(名前がわからない・・・)を持ちながらヨロヨロと看護師さんに支えられながらトイレに向かいます。

さすがに中には入れないので外で待つ看護師さん。

私と義母は分娩室で落ち着きを取り戻して子供の様子を見つつ、妻がトイレから戻ってくるのを待ってました。

 

が、その時、「バッターン!!!」という何かが落ちるような倒れるような音が聞こえました。

私は一瞬、何かが落ちた音、と思いましたが、次の瞬間に、妻が倒れたのかもしれない、と思ってトイレに向かったところ、妻が前のめりになって、顔から床に倒れ込んでました。

 

幸い、看護師さんがトイレの前で待ってくれていたので、すぐに駆け付けられましたが、名前を呼んでも返事は無いし、顔面蒼白、くちびるは紫色、意識無し。

 

看護師さんと一緒に妻を抱え、3~4人がかりでフラットにした分娩台をベッド代わりにして横にしました。

 

医師がかけつけてきてくれて、すぐに診てもらいました。頬をすこし叩いたり、肩を叩いたりして呼ぶと、しばらくして意識が戻りました。

 

妻いわく、「トイレをすませ、立ち上がろうとしたときに、めまいを起こし、手すりにつかまろうするかしないかで意識が飛んだ。あとのことは覚えてなくて、目が覚めたらここに居た」

とのこと。

 

トレイに行く足取りは、多少ふらつきはあり、縫合の痛みもあるとは言ってましたが、大丈夫だろうと思っていたのですが、それが甘かったです。

 

そして、しばらく休み、飲み物を飲んだり、点滴をうってもらったりして、回復というか、落ち着いてきたころに再度トイレに向かいました。

 

 

2回目もぶっ倒れる

2回目のトイレでも倒れました。

全く同じ状態です。見たら顔面蒼白、顔面蒼白、くちびるは紫色、意識無し。

今回は看護師さんも少なかったので、車いすに乗せて再び分娩室へ。

そしてまた分娩台に乗せる。

しばらくして目覚めた妻は、「ああーまた・・・・」という感じでした。

 

ハッキリした原因はわかりませんが、

  • 出血による一時的な貧血(胎盤ごっそり無くなったことも要因らしい)
  • 血圧の不安定
  • 出産による疲労
  • エネルギー不足(朝食べてから夜まで水分のみだった)
  • 出産を終え安心した

などなど色々な要因が絡んでしまったのでは、とのことでした。

 

そのため、その日は許可が出たので、しばらく分娩台をベッド代わりにして過ごし、体力の回復をさせることになりました。

 

意識が戻ってしばらく経ち、お腹が減ったと言い出したので、妻は分娩台で夕食を摂りました。

お祝いの豪華な夕飯。その場所が分娩室というのは、なかなかレアケースです。

 

小食の妻ですが、夕飯は全て平らげました。

そしてその後、夜遅くでしたが、無事にトイレを済ませて戻ってきたため、個室に行き、ようやく、妻はゆっくりと横になりました。

妻としては子供と一緒に寝て、授乳もしたいと言う思いがあったようですが、2回ぶっ倒れているので、一晩は看護師さんに看てもらうことになりました。

翌朝、妻の居る病院に行ったところ、すこぶる元気でした。

縫合したところが痛む以外は大丈夫だと。

それをみて、ようやく安心したのを今でもハッキリ覚えてます。

 

出産後も危険な状態であることを知っておくことが重要

私自身、出産は命がけということは、色々な本や冊子で見てました。

人によりますが、先に書いたように、出血が多かったり、血圧が下がってきてしまったりなど。

 

ですが、出産を終え、少し落ち着いた後に、私の妻のように貧血やめまいで倒れてしまうこともあります。

 

本当に気が抜けません。

 

出産前後はもちろんですが、産後数時間も、何があるかわからないということを、この経験をもとに知ってもらえるといいなと思います。

 

さいごに

出産は命がけです。

出産そのものはもちろんですが、産後もしばらく危険な状態がつづきます。

本当に何が起こるかわかりません。

立ち合い出産、とよく言いますが、新しい命が産まれてくる瞬間に立ち会い、喜びを分かち合う事も重要ですが、何より、奥さんのサポートをしてあげて欲しいと思います。

何でもいいです。

そして、何が起こるかわからないから、常に気を張るというか、奥さんを助けられる状態に居るようにしてください。

間違ってもロビーでスマホをポチポチするとか、うたた寝するとか、間違ってもしないようにしてください。

一生恨まれるならまだマシです。

下手したら奥さん死ぬかもしれないので、それくらいの心づもりで居てください。

 

男は妊娠も出産も経験できませんから、その大変さや辛さ痛みはわかりません。

だけど、出産のときに、奥さんがどういう状態になるか、ということを知っておくだけでも、かなり違います。

経験できないなら、それくらい知っておいて、出来ることをやるくらいの気持ちを持ちましょう。

それが、夫として、親として、やるべきことだと思います。

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